□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年8月6日第583号 ■ ============================================================= 米の「核の傘」の重要性を社説に掲げた読売新聞 ============================================================== 驚いた。きのう8月5日のメルマガ第580号で書いたばかりだ。 米国の「核の傘」の重要性を唱える安倍首相や岸田外相には核廃絶を口にする資格はないと。 今度は読売新聞である。 よりによって広島被爆忌のきょう8月6日の紙面で米国の「核の傘」の重要性を社説に堂々と掲げた。 「一段と高まる核兵器の脅威」と題するその社説の要旨はこうだ。 世界の現状は厳しく、核廃絶へのハードルは高い。米露英仏中の5大国以外の核保有を禁止した核拡散防止条約(NPT)体制にほころびが目立つようになって久しい。 特に懸念されるのが北朝鮮の核兵器開発だ。日本が先制攻撃の標的となる確率は小さくない。 日本の安全保障政策の根幹にある米国の「核の傘」の重要性は高まっている。 広島、長崎の惨状を訴える一方で、周囲の核脅威には米国の核で安全を担保する。 それが被爆国であり、非核保有国としての日本が取り得る現実的選択である、と。 かくして読売新聞は安倍自民党政権や官僚と並んで、見事な米国の「核の傘」礼賛論者であることを自ら宣言したのだ。 わかりやくすていい。 ならば彼らは、心にもない「核廃絶」という言葉を、今後一切使うべきではない。 あの田母神元航空幕僚長と同じように、国際政治の現実は核兵器が必要だと明言すべきだ。 核兵器廃絶を訴えるのは非現実的なたわごとだと言えばいい。 そしてそのような事を言い続けているとやがて日本を世界から孤立させるという「国際政治」の現実を味わってもらいたい。 もちろんその時は真っ先に責任を取ってもらう(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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