□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年8月4日第577号 ■ ============================================================= 100%なくなった安倍首相の靖国参拝 ============================================================== 私は7月24日のメルマガ第547号で書いた。安倍首相の靖国参拝はないと。 しかしそれを書いた時点では、それはあくまでも私の個人的考えに過ぎなかった。 そんな事をすれば日中関係の悪化は決定的になる。 日中関係の更なる悪化を望む者は誰もいない。 安倍政権を支えるメディアや有識者や財界も、口を揃えてこれ以上日中関係が悪化することを憂えている。 ましてや参院選に圧勝して長期安定政権が視野に入った安倍首相だ。 そのような愚かな事をするとは思えないと思ったからだ。 そしてとうとう一部メディアが報じた。 安倍首相は8月15日の靖国参拝を見送ることにしたと。 それを私は7月25日のメルマガ第548号で書いた。 これで99%安倍首相の靖国参拝はなくなったと思ってよかった。 しかし、安倍首相のことだ。正しい判断が出来ないかもしれない。思い直す事もありうる。特に最近の安倍首相の独断、強硬的な政策を見ていると何が起きるか分からない。 だから100%ないと断言する事は出来ない。 そう思っていた矢先に米国議会調査局が8月2日再び日米関係に関する報告書を公表し、安倍首相が靖国参拝をすれば地域の緊張激化を招くと警告したという。 きょう8月4日の各紙が一斉に報じている。 すでに米議会調査局は5月はじめに日米関係に関する報告書を発表し、安倍晋三首相の歴史認識やそれに関連する発言は「東アジアの国際関係を混乱させ、米国の国益を損なう可能性があるとの懸念を生じさせてきた」とする見解を掲載した。 国益に反するとまで言われた事に衝撃を受けた安倍首相は、たちまち自らの歴史認識を封じ込めた。 今度の報告書はあらためて安倍首相に引導を渡したのだ。 靖国参拝をしたら承知しないぞと。 今度こそ米国の国益に反する事になるぞと。 これで安倍首相の靖国参拝は100%なくなった。 米国の鶴の一声ですべてが決まる日本の首相の政策は情けない。 しかし正しいことであれば対米従属も許せるということである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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