□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年7月16日第523号 ■ ============================================================= 中国・ミャンマー間ガス・石油パイプライン完成の衝撃 ============================================================== 安倍首相が財界人を引き連れてミャンマーを訪れたのは5月末だった。 その時、日本政府は債務棒引きを含む援助の大盤振る舞いをした。 その前には麻生副総理が露払いでミャンマーを訪れている。 これまでは見向きもしなかったミャンマーという国に対して日本が急接近したのは、中国とミャンマーを分断する対中包囲網外交であると当時の報道はさかんに書きたてた。 それがいかに底の浅い俄か外交であったか。 7月15日の産経新聞の記事が見事に証明してくれた。 ミャンマーでは7月14日までに、中国への天然ガス・石油パイプラインが完成したという。 これで中国とミャンマーの関係は不可分になった。 ミャンマーは対中エネルギー輸出を確保して国家の経済基盤を中国に依存することになる。 中国はマラッカ海峡を通らない陸路のエネルギー搬入ルートを構築し、さらにパイプラインに沿う高速鉄道の建設を計画して安全保障政策を強化することになる。 中国とミャンマーの分断どころか緊密化だ。 ひるがえって日本とミャンマーン関係はどうか。 数日前の日経新聞が経済コラムで次のように書いていた。 日本はミャンマーの経済環境について問いただし(LISTEN)、検討し(LEARN)、そして何もしてくれない(LEAVE)とミャンマー側から文句を言われていると。 日本が対中国包囲網を口にするとは笑止千万ということだ。 それを繰り返す日本のメディアは間違ったことを読者に伝えているということである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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