□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年6月28日第473号 ■ ============================================================= 敗戦国が守るものー独伊と日本の憲法改正論議の違い ============================================================== きょう6月28日の朝日新聞の「憲法はいま 世界から 上」という特集記事から重要な事を学んだ。 同じ敗戦国でありながら、独伊と日本は改憲をめぐって大きく、かつ根本的な違いがある。 それは一言でいえば、憲法改正を頻繁に繰り返すが決して変えてはいけない原則を厳守する独伊と、憲法改正は一度も行っていないが、行うとすれば戦後レジームのチェンジを含め何でも改憲の俎上に乗せようとする日本の違いである。 すなわちドイツもイタリアも、戦前、戦中の反省から生まれた憲法の原則や理念は変えられないという。 それに比べて日本は対照的だ。 敗戦の屈辱の中で押しつけられた憲法9条を変えることこそ改憲論の中心となっている。 それをこの国の指導者が率先して言い出している。 なぜ同じ敗戦国でここまで違うのか。 その理由はやはりあの無謀な戦争の責任を日本国民がみずからの手で追及して来なかった、出来なかったからではないか。 だから国民の間でさえ歴史認識についてのコンセンサスがないままだ。 日本という国が世界から疑念を持たれるのも無理はない。 試されているのは日本政府だけではない。 それを許す日本国民もまた試されることになる(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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