□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年6月26日第467号 ■ ============================================================= 原発・平和で結束できない救い難さ ============================================================== 政治というものがいかに一般国民の気持ちから遊離しているかを象徴的に示すニュースである。 きのう6月25日の朝日新聞が書き、今朝のNHKニュースが流した。 2005年から毎年開かれてきた「平和大会」なるものが今年は連合の単独主催で開催されることになったと。 「平和大会」は、被曝60周年にあたる2005年に核兵器廃絶と被爆者援護を広く訴えようと、連合が旧総評系の原水禁(原水爆禁止国民会議)と旧同盟系の核禁会議(核兵器禁止平和国民会議)に呼び掛けてスタートしたという。 ところが福島原発事故をきっかけに、原発に批判的な原水禁と、原子力の平和利用を掲げる核禁会議の立場の違いが表面化したという。 そして昨年の平和大会で原水禁があいさつのなかで「核と人類は共存できない」と語った事に、電力総連などが加わる核禁会議が反発し、その対立は今年に入って決定的になったため、ついに今年は「平和大会」と原水禁世界大会が別々に開かれることになったというのだ。 今になっても左翼はこんな争いをしているのだ。 こう書いている私にも何が何だかわからない。 共産党系、社会党系、民社党系、どれがどれだ。そして連合はそのなかでどっちに近いのだ。 「核と人類は共存できない」ということを私は今度の福島原発事故で実感した。 原発と核兵器開発は表裏一体であることも知った。 その意味で原子力の平和利用などということは矛盾であり欺瞞であると思うようになった。 広島・長崎と福島は一体となって核なき世界を目指すべきだと思うようになった。 核兵器は平和の敵であり、人類の敵だ。憲法9条の精神に反する。 そう考える今の私にとっては、社会党系か共産党系か民社党系か、どっちがどっちかは知らないし、関係ないが、が、一つにまとまらなければ目的は達成されないと思う。 目的を達成するためにまとまることが出来ないのはおかしいと思う。 しかし、政治の世界はイデオロギーや組織対立が優先するらしい。 ばかばかしい。こんなことでは一般国民を動かすことはできない。 憲法9条を守ることも、原発を日本からなくすことも出来る筈がない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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