□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年6月19日第450号 ■ ============================================================= 4月の訪露において北方領土問題が進展しなかった動かぬ証拠 ============================================================== 安倍首相が鳴り物入りでロシアを訪問しプーチン大統領と北方領土問題について協議したのは今年4月末の連休であった。 誰が見ても北方領土問題についての進展など望めないことは明らかだったのに、当時の報道はそれを書かなかった。 それどころか「双方に受け入れ可能な解決策を作成する交渉を加速化させる」という共同声明の文言をことさら強調した。 ところがそれが言葉だけのものであったことがわずか二ヶ月足らずでばれてしまった。 きょう6月19日の日経新聞は、サミットの機会を利用して行なわれた安倍・プーチン首脳会談を報じる記事の中で次のように書いている。 安倍首相とプーチン大統領は、北方領土交渉を外務次官級協議で推進する方針を確認した。同協議の開催は4月末の首脳会談で合意していたが、実現していなかった。日本側は「遅くとも6月のG8までには開きたい」(外務省幹部)と考えていたが、「ロシア側からなかなか回答が来ない」(政府関係者)状況が続いた。 驚くべき実態だ。 4月の安倍首相の訪露と首脳会談はまったく意味がなかったという事だ。 もっと驚くのは、今度の首脳会談で合意されたラブロフ外相の訪日(今秋)前の実務者協議の開催さえおぼつかないというのである。 北方領土問題は何も進んでいないということである。 外務省の発表をそのまま流すメディアは嘘ばかりを書いているということである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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