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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

安倍首相の田中均「外交官失格」批判のもう一つの意味 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年6月19日第450号 ■   =============================================================   安倍首相の田中均「外交官失格」批判のもう一つの意味      ==============================================================  田中均元外務官僚が安倍首相の外交を毎日新聞紙上で批判し、その事に対して安倍首相がみずからのフェースブックで田中氏を「外交を語る資格はない」と批判し返した。  この事について、細野豪志民主党幹事長が安倍首相を批判し、つぎつぎと政治家やメディアの間で論争が広がりつつあるらしい。  つまらない話だ。  しかし、そんなつまらない論争の中にも注目すべきものもある。  きょう6月19日の産経新聞「極言御免」で阿比留瑠比という政治部編集委員がこう書いている。  安倍批判を批判する者たちが見落としている重要な事があると。  つまり安倍首相がフェースブックで田中氏を「外交を語る資格がない」と書いた直前の文章には、「そもそも彼(田中氏)は交渉記録を一部残していません」と書かれている。  これを読み落とすか、意識的に無視して安倍首相を批判するのは、物事を何もわかっていない者たちの安倍批判のための批判だ、と。  安倍首相の指摘は単なる「個人攻撃」や、「筋違い」ではないのだ、というのだ。  この阿比留記者の記事を、安倍首相の肩を持つ産経新聞の記者らしい提灯記事だと一蹴するのは簡単だ。  しかしそこには私も知らなかった重要な事が書かれていたので、もう少し引用する。  阿比留記者はこう書いている。  「(安倍)首相は、田中氏が主導した北朝鮮との秘密交渉の記録の一部が欠落していることを初めて公にし、その前提の上で田中氏の問題点を問うているのである」と。  「筆者(阿比留)は過去に複数の政治家から、次のような証言を得ている。田中氏が北京などで北朝鮮側の『ミスターX』らと30回近く非公式折衝を実施したうち、(一部の)交渉記録が外務省内に残されていない、と・・・」  これが事実なら確かに田中均は外交官失格だ。  極秘の外交交渉を担いながらその記録を残さなかったとすれば、それは外交を私物化し、自らの保身と出世に利用したといわれても仕方がない。  そして私は当時の田中均には間違いなくその下心があったと思っている。  谷内正太郎が田中の北朝鮮外交を批判したのも、おそらくそんな田中の野心を見抜いていたからに違いない。  しかしその谷内正太郎も同様の背信を行なっている。  沖縄密約が検証された時、重要な外交記録の一部が見つからなかった。  おそらく意図的に焼却されたのだろうと当時報道された。  そして最も疑いを持たれた当時の外務省幹部こそ安倍内閣の官房参与である谷内正太郎元外務次官だったのだ。  いまの外務官僚はみな外交官失格である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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