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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

米中関係を直視する勇気とそこからの出発
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年6月10日第429号 ■   =============================================================    米中関係を直視する勇気とそこからの出発     ==============================================================  共同通信が衝撃的なニュースを配信した。  すなわち今回の米中首脳会談は米国から開催を提案し、中国側は「本当に極めて迅速に」受け入れていたことが8日分かったという。  ドニロン米大統領補佐官が明らかにしたという。  ドニロン氏によると、両首脳の会談は当初、ロシアのサンクトペテルブルクで20カ国・地域(G20)首脳会合が開催される9月まで実現しない予定だったが「間が空きすぎる」として前倒しを決め、中国側に働き掛けたという。  このようなニュースを目にすると、あのTPPの中国参加も米国側が持ちかけたというニュースがやはり正しかったと思えてくる。  ただでさえ、「日本よりも中国を重視するのか」、という不信が募る中で、このようなニュースが流されると、日米同盟「命」の日本政府や外務官僚とそれを支持するメディアは、さぞかし失望することだろう。  そしてそれを打ち消そうと躍起になるだろう。  しかし、うろたえる事はないのだ。  むしろこれをチャンスに日本はいまこそ自主、自立した外交を展開すべき時だという認識を新たにして、さらなる外交努力を始める時なのだ。  米中両国が蜜月に入ったと考えるのは間違いである。  世界覇権を維持する米国と、それに挑戦する中国が、真の意味で利害が一致する事はあり得ない。  それどころか米中がこのまま世界覇権を競い合うようなら、最後は衝突するだろう。  そんな米国と中国は、今後も協調と敵対が消えては浮かぶ複雑な関係で推移していくだろう。  そのような米中関係に日本はいたずらに一喜一憂すべきではない。  米国と中国のどちらか一方に与するなどという外交を繰り返すべきではない。  日本政府が国民のために自主・自立した外交を展開できるなら、米国も中国も、そのような日本の重要性を無視する事はできない。  それどころか日本という国の重要性にあらためて気づく事になる。  日本との関係を重視しなければならないということになる。  重要な事は日本が正しい自主外交を進めることができるのかということだ。  政府と国民が一体となって日本の平和外交を貫く事が出きれば、そんな日本を米国も中国も無視する事は出来ない。  それどころか競い合って日本との関係を重視しようとすることになる。  そのような存在感のある国を、いまこそ日本は目指すべきである。  そのような日本を国民とともにつくりあげていこうとする指導者が出て来なくてはいけない。  国民もまたそのような指導者を求めて行かなければならないのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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