□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年6月10日第428号 ■ ============================================================= これで飯島訪朝の評価が定まった。拉致問題は動かない ============================================================== きょう6月10日発売の月刊文芸春秋の「霞ヶ関コンフィデンシャル」に、飯島訪朝に関する決定的な情報が書かれていた。 すなわち元外務次官の谷内正太郎内閣官房参与は拉致問題解決について意欲を見せていたが、その谷内正太郎氏と飯島参与は犬猿の仲であり、今度の飯島訪朝は飯島氏と長い付き合いの菅義偉官房長官と飯島氏が谷内正太郎と外務省を外して安倍首相を動かした文字通りの政治主導の訪朝であったという。 この文芸春秋の記事は、私が注目した「選択」6月号の次のような記事とあわせて読むとほぼ事実に近いと思われる。 すなわち「選択」の記事は「飯島訪朝で外務省激震 首相側近の斎木氏(外務審議官)も蚊帳の外」と題して要旨次のように書いている。 米国出張中に飯島訪朝を知った斎木外務審議官は米国の追及に対し「飯島氏の行動はおかしい」と批判。これを知った菅官房長官は斎木氏を呼びつけ、「お前がそんな事を言うなら次官にはしないぞ」と激怒し、外務省が縮みあがったというのだ。 これが事実なら文字通り政治主導の対北朝鮮外交の始まりだ。 そしてそれを私は期待する。 米国に対する理解も人脈もない谷内正太郎参与に日本の外交を委ねるようでは拉致問題は永久に解決しないからである。 それだけではない。谷内正太郎参与のいう事を鵜呑みにして「価値観外交」などという間違った外交を続けていると日本はますます世界から相手にされなくなる。 問題は安倍・菅コンビに正しい政治的指導力があるかどうかだ。 政治主導の外交で拉致問題を正しく解決し、そして日本外交を「取り戻す」事ができるかである。 あとは政治判断だと言って逃げてしまった飯島参与に安倍・菅コンビの拉致問題外交を正しくひっぱって行く能力と覚悟があるどうかだ。 その後の安倍首相の言動を見ているととてもそのようには思えない。 それどころか拉致問題は日本の手で解決すると大見得を切っていた安倍首相が、ここにきいて一転して核・ミサイル問題と拉致問題は一体だといい始めた。 日米同盟は最優先だと言い始めた。 どうやら米国の手先のような外務官僚の巻き返しに負けてしまったようだ。 あまりにもオソマツな腰砕けぶりだ。 これでは拉致問題は解決しない。 日本外交は孤立する一方である(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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