□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年5月29日第389号 ■ ============================================================== 真実と思い込んでいる事が後で覆される衝撃 ============================================================== 報道や伝聞を鵜呑みにして真実と思い込んでいたものが、実は間違っていたと後になって知った時の衝撃ついて、私は元オセロ「中島知子」報道を例にとって書いた。 その最大のものの一つは、たとえばよく言われている9・11事件の真実であろう。 これについては当分その真相は突き止められそうもないが、重大な政治事件でまた一つ驚くべき真実が明らかになった。 それをきょう5月29日の東京新聞が書いていた。 それは昭和史に残る国際スパイ事件であるゾルゲ事件に関する通説の否定である。 私は知らなかったのだが、ゾルゲ事件が摘発されたきっかけは、共産党元幹部である伊藤律の密告だったというのがこれまでの通説であったという。 この伊藤律「スパイ説」は松本清張の「日本の黒い霧」などによって「革命を売る男」として広く日本国民に定着した。 ところが、元共産党員の渡部富哉さん(83)が45年の歳月をかけて真実に辿りついたというのだ。 1985年に、共通の知人の葬式で偶然、伊藤と知り合い親交を深めることになったのがきっかけだったという。 中国での27年の投獄で目も耳も不自由な伊藤は、筆談で「スパイをしていない」と訴えた。 頼るべき伊藤の家族は共産党に籍があり沈黙を守らざるを得ない。 渡部さんは一人、突き動かされるように調査を始めたという。 それからの調査にかける渡部さんの努力の凄まじさと、突き止められた真実の衝撃は大きいが、ここではそれを紹介する余裕はない。 これを要するに、真実を追求する事がいかに大切かであり、真実に気づかずに思い込んでしまうことがいかに危険であるかということだ。 それは永遠のテーマである。 我々は真実を追求する者たちに感謝しなくてはいけない。 我々は真実の前に謙虚でなくてはならない。 思い込みに固執してはならない。 そして真実を意図的に捻じ曲げようと工作する者の罪の深さを思い知らなければならないのである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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