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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

橋下記者会見についての外国報道を各紙はどう伝えているか
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年5月29日第388号 ■   ==============================================================     橋下記者会見についての外国報道を各紙はどう伝えているか      ==============================================================  私が橋下発言騒動について書くのは当分の間これが最後にしたい。  そしてこれから書くことは、橋下氏の27日の外国特派員協会での発言に対する外国記者の報道を、各紙がどう報じているか、である。  ここで強調しておきたいのは、「外国記者がどう伝えたか」ではなく、「外国記者がどう伝えたかを各紙がどう報じているか」というところである。 「外国記者がどう伝えたか」については、それぞれの国で報じられている記事そのものを自分の目で確かめてそれを自分で評価しなければならないが、その余裕はない。そしてそれはあまり意味はない。  なぜならば橋下発言の問題は外交というよりも内政の問題であるからだ。  総じて橋下氏に批判的な日本のメディアだが、その中でも最も批判的な東京新聞はきょう5月29日の紙上で韓国、中国、米国、フランス、ドイツのメディアを引用し、「また妄言」、「日本右傾化」、「筋通らず」などと、すべて海外メディアは厳しく報じている事を強調している。  その一方で、橋下批判がもっとも弱い産経新聞は、「橋下氏会見に批判報道が相次ぐも・・・」、「韓国世論向けには一定の効果」、があったとし、「米軍は謝罪を受け入れた」事実を書いている。  橋下慰安婦問題発言の当事国は米国、中国、韓国である。だからそれらの国のメディアがどう報じるかが特に重要である。  私が一番注目したのは中国の反応である。  産経は北京発川越一記者の記事として次のように報じている。  すなわち中国外務省の報道官は28日の定例記者会見で次のように述べたという。  「慰安婦問題は日本の軍国主義が侵略戦争を発動した間に犯した重大な罪だ」、「日本側は適切に、歴史を尊重し、歴史を正視し、歴史を反省して、責任ある態度でアジアの隣国と国際社会の信頼を得るよう求める」  まさしくこれは日本政府と日本に向けられた強烈なメッセージである。  慰安婦問題発言を橋下暴言と言う個人の責任にして終らせるな、と迫っているのである。  安倍政権と日本国民はこの中国の対日批判にどう正しく応えていくか。  それこそが今度の橋下暴言がつきつけた日本の最大の政治問題である。  それなくして慰安婦問題は終らない(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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