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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

橋下が終わり慰安婦問題だけが残ることになる
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年5月27日第381号 ■   ==============================================================      橋下が終わり慰安婦問題だけが残ることになる      ==============================================================  きょうの外国特派員協会での橋下弁明を待つまでもなく、橋下氏は終るだろう。  私がそう思ったのは橋下氏が事前に発言要旨を配布したからだ。  これは自らの立場を誤解なく伝えるためによく使う方法だ。  そしてそれは記者会見で言いたい事を正確に伝えるために皆がよく使う有効な手段だ。  一般論から言えばそれは賢明なやり方だ。記者のほうも記事にし易いから歓迎する。  しかし今回に限っては逆である。  橋下氏は自らの口で自らの思いを話し、記者に訴える。  起死回生はそれしかなかった。  そしてその反応に対するサプライズを狙うしかなかった。  事前に配布された文書の要旨を今日5月27日の各紙が報じている。  それを読む限りではあまりにも凡庸だ。  謝罪しながら弁明をする。  これでは外国特派員を味方につける逆転劇はありえない。  なによりも米国に手の内を見せてしまった。  米国はそれを事前に知って、周到な検討をし、直ちに反撃に出るだろう。  そんな米国に逆らう外国特派員は出てこないだろう。  国内の橋下発言総非難と相俟って、橋下氏は終ることになる。  しかし、問題はその先だ。  橋下氏が終っても慰安婦問題は終らない。  橋下発言を激しく非難する者たちに慰安婦問題の根本解決策はない。  それを政府の政策として実現する力はない。  橋下発言を批判する声は大きく、あたかもすべての国民が橋下批判であるかの如くだが、日本だけが不当に悪者にされるのは我慢ならないと言う、声なき声は多い。  私への投稿も、私が橋下を擁護したという批判は激しいが、その一方で橋下発言は言えない事をよく言ってくれたという静かな声も寄せられる。  この声は、右翼の声高な橋下擁護とは異なる。  声なき声だ。  橋下の終わりとともに慰安婦問題は封じ込められて終る。  しかし慰安婦問題の根本解決なくしては日本は失うばかりだ。  日本だけが一方的に責められ、悪者にされ、そのことに対する不満が間歇泉の如く噴出してはその都度日本は傷つくことになる。  この機会にこの国の指導者は慰安婦問題について国民的議論を起こして正しい解決策を見出す努力をしなければならない。  そしてその責任は安倍首相にある。  それは憲法問題や日米同盟問題と同じぐらい重要で深刻な問題である。  通底するテーマは米国から自立できるかどうかである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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