□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年5月22日第365号 ■ ============================================================== 北朝鮮の短距離ミサイルをめぐる米韓の見解不一致に思う ============================================================== 北朝鮮が短距離ミサイル発射を連発した。 これに対する評価が米国と韓国で対立している。 まっさきにコメントを出したのが米国だ。米国防総省のリトル報道官は「必ずしも国際的義務に違反しない」と述べ、直ちに問題視はしない姿勢を示した。 これに対し韓国の国防省は「国連安保理決議違反と見る事もできる」という見解を示した。 この見解の違いはどこから来るのか。 射程120キロー160キロの短距離ミサイルは米国にとっては痛くもかゆくもない。核弾頭ミサイルでなければ関心はない。 そういうことだろう。 しかしそれだけではない。 北朝鮮との対決関係から抜け出せない韓国に比べ、米国は北朝鮮との対話を模索し始めたということだ。 そこで思い出すのが飯島訪朝に見せた米韓の反応だ。 米韓両政府は、北朝鮮に対する制裁強化で一致している時にその協調を乱してはいけない、と口をそろえて日本に不快感を示したと報じられた。 そんな不快感などおそれるに足らないということだ。 そもそも北朝鮮に対する利害は各国それぞれ異なる。 北朝鮮に対して持っているカードもそれぞれ異なる。 だから北朝鮮に対する各国の政策が完全に一致することなどあり得ない。 重要な事は北朝鮮を制裁や軍事力で追い詰めるのではなく、国際社会のメンバーとなることが得策だと北朝鮮に気づかせることである。 それが出来る最も有利な立場にあるのが日本なのである。 安倍首相が自覚すべきはそこである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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