□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年5月6日第325号 ■ ============================================================== 朴韓国大統領の初訪米の記事に思う ============================================================== 韓国の朴槿恵大統領が5~10日の日程で初訪米する。 安倍首相の2月の訪米と違って米国の待遇は手厚いだろう。 オバマ大統領との7日の首脳会談では、緊迫する北朝鮮情勢への対応策を協議するとともに、米韓同盟が今年で60年になることを記念する共同宣言を採択する予定であるという。 日本の首相の外遊とはわけが違う実体のともなった首脳外交である。 そんな朴大統領訪米の記事の中で私が注目したのはきょう5月6日の毎日新聞「ここがポイント」でソウル支局の澤田克己記者が書いている「『日韓』が隠れた主題」であるという記事だ。 つまり朴大統領は日本に「正しい歴史認識」を求め、麻生副総理の靖国参拝に対し外相訪日取りやめという強硬姿勢で応じた。 そんな朴大統領は日本問題をオバマ大統領との首脳会談で取り上げるだろう、表立って韓国側の肩を持てないオバマ大統領は対応に苦慮するだろう、と書いている。 しかし、私がこの澤田記者の記事で注目したのはもう一つの事だ。 すなわち朴大統領は5月8日に米国議会で演説するという。 そして歴代の韓国大統領が米議会で演説するのはこれで6回目になるという。 それにくらべ日本の首相で米国議会で演説した者はこれまでただの一人もいないという。 この澤田記者の記事を読んで私は小泉首相の事を思い出した。 日本の首相が米議会で演説できない一つの大きな理由は日本との開戦演説を行ったルーズベルト大統領と同じ場所で日本の首相を演説させるわけにはいかないとする米国議員の強い反対があるからだと聞いたことがある。 卑怯な真珠湾攻撃を行った日本の首相を演説させてたまるかというわけだ。 その唯一の例外となるはずだったのが小泉首相だった。 ブッシュ大統領が朋友小泉のために議会を説得してそれを可能にした。そしてそれをブッシュ大統領は小泉首相に最大の贈り物としてオファーした。 ところが小泉首相はそれを断りプレスリー記念館の訪問を希望したという。 ブッシュ大統領があきれ果てて失望した事はいうまでもない。 朴大統領の初訪米と議会演説の記事を読んで私は日韓指導者の彼我の違いを思わざるを得なかった(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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