□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年4月14日第265号 ■ ============================================================== 北朝鮮のミサイル発射停止を素直に喜べない日本外交の誤り ============================================================== どうやら北朝鮮のミサイル発射は延期、あるいは停止の方向で収束しつつあるようだ。 それは誰もが歓迎するところだろう。 ところが日本は必ずしもそれを歓迎しないかのごとくだ。 なぜか。 北朝鮮問題の解決は米中の協力によって決まるということが世界に証明されるからだ。 これをきっかけに米朝対話が進むかもしれないからである。 要するに日本外交の存在感がますます小さくなっていくからである。 実際のところ、大手新聞の中でも産経新聞は正直だから、それを認める記事を掲載している。 すなわち4月11日の紙面では湯浅博東京特派員の「世界読解」で、「妙なことに鬼っ子の北朝鮮がカスガイとなって、『G2(米中基軸)体制」を推進する力が働く事になる』」、と残念がっている。 4月10日の紙面では、「第二のニクソンショックはあるか」という見出しの岡崎久彦外務省OBの特別寄稿を大きく掲載し、その中で岡崎氏に北朝鮮問題で米中協調が進めばたまったものではない、とまで言わせてる。 しかし、北朝鮮情勢が緩和の方向に向かう事は、誰が見ても歓迎すべきことだ。 それを素直に歓迎できない日本外交はどこかがおかしい。 そうなのだ。日本外交は間違ってきたのだ。 北朝鮮情勢を解決する主役は一つは北朝鮮であることは間違いない。 しかしもう一つは朝鮮半島を米ソ対立で引き裂かれた韓国であり、そしてその南北朝鮮と過去の不幸な歴史を持つ日本である。 日本がその歴史を克服し北朝鮮との国交回復を正常化し、領土問題や慰安婦問題を克服して本当の信頼関係を韓国との間で構築する。 そういう外交をして来たなら、日本こそが北朝鮮情勢のカギを握る主役になれたはずだ。 だれもが歓迎すべき北朝鮮情勢の解決を素直に喜べない日本は、そのまま日本外交の誤りを認めているようなものである(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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