□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年4月14日第264号 ■ ============================================================== 砂川判決について最高裁と政府の説明責任を求めた朝日の社説 ============================================================== 砂川判決をめぐってまた一つ最高裁の対米従属振りが明るみになったことについて、私は4月9日のメルマガ第251号で書いた。 これほど深刻な事実が市民の努力で明らかにされたのだ、これをやり過ごしてはいけない、最高裁はいまこそ砂川判決に対する説明責任を果たすべきだ、メディアはそれを最高裁に求めていかなければいけない、と書いた。 それから数日たって、きょう4月14日の朝日新聞がその社説で「米軍と憲法 最高裁長官は何をした」と題してまったく同様の事を書いた。 すなわち「戦後史をつらぬく司法の正統性の問題だ。最高裁と政府は疑念にこたえなくてはならない」と。 はじめて目にする大手メディアの最高裁に対する情報開示要求だ。 しかも当時の記録の情報開示を市民団体が外務省、最高裁に求めている事に触れ、もっともな要請だ、さらなる情報公開が必要だと書いている。 土屋源太郎さんらがつくる「伊達判決を生かす会」の情報公開請求を応援するところまで私と同じだ。 米国の代弁者のごとく振る舞い、憲法9条と日米同盟をともに受け入れる日本国民の「知恵」を現実的だと評価する朝日がここまで書いた。 いつもの私ならこれを朝日のダブルスタンダードだ、ガス抜き記事だ、などと書くところだ。 しかしなぜかいまの私はこの朝日の社説を素直に評価したい気持ちである。 そう期待したいほど今の日米関係は従属的になってしまった。 朝日もその事に気づき始めたと思いたい。 日本の将来のためにはそろそろ日本も米国からの自立に目覚めなくてはならないと考え始めたと思いたい。 もう三十年近くたつ。かつて外務省の課長と霞クラブの朝日記者という仲で、日本外交について語りあった事があった。 その木村伊量(きむら ただかず)記者が朝日の社長になってこの6月で1年になる。 あの時の木村記者にもどって本来の朝日新聞を取り戻してもらいたい。 今の私は素直にそう期待したい気持ちになっている(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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