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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「TPPは終った」という意味について 
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2013年4月13日第263号 ■   ==============================================================     「TPPは終った」という意味について       ==============================================================  「TPPは終った」という意味はどう意味かという質問がいくつか寄せられる。もうあきらめたのかという抗議の意味を込めての質問だ。  そうではない。  私がTPPについてこれまで書いてきた事を正しく読んでいる人ならわかるだろう。  終ったというのはTPP賛成か反対かといった無意味な馬鹿騒ぎは終ったという意味だ。  私は早くから指摘して来た通り、TPP問題は経済問題ではない、対米従属問題だ、と書いてきた。  そしてそうである以上そんなものに参加する事は間違いだと言ってきた。  しかしそれをわかった上で政府や官僚はそれを進めようとしてきた。  あたかも日米同盟を絶対視することと同じように、いくら外から反対の声があがっても政府は方針を変えない。  だから交渉して国益を守れるものなら守ってみろ、国民の目の前で堂々と交渉過程を明らかにして国益を守ってみろ、と注文をつけて監視する方向に切り替えればいいのだ、と書いてきた。  そしてこれからまさにそれが始まる。  私はやはくこの時が来るのを待っていた。  いまさらTPP参加の是非の議論を繰り返したり、いまでもTPP参加を撤回しろと声を上げるような段階は終った。  これからは徹底的に交渉を批判していけばいいという事である。  どう考えても国益は守られない。  苦しむのは彼らだ、という意味だ。  もっともあきらめの気持ちもある。  いくら国益が守られなくても、いくら国民が苦しんでも、この国の指導者たちは米国に国を売り渡し、そしてそれが赤子でもわかるほどに明確になっても、それでも政府や官僚は国益だと言って押し通してきた。  それを前にして国民は本気で立ちあがろうとしない。影響力のある人物で誰一人闘おうとしない。  そんな国は自業自得だという思いもある(了) ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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