□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2013年4月5日第244号 ■ ============================================================== 「主権回復の日」式典と今上陛下の心中について書いた東京新聞 ============================================================== 私の訴えが届いたのだろうか。ついにきょう4月5日の東京新聞が「こちら特報部」で大きく取り上げた。 今上陛下の心中をおもんばかれば「主権回復の日」の式典などできるはずはないだろうと。 いわく、昭和天皇は1975年に初訪米される前に「先に沖縄県にいくことはできないのか」と漏らすほど沖縄訪問を望んでいたがついに沖縄訪問を実現できずに1989年に崩御したと。 いわく、今上陛下が皇太子時代の1975年に初めて沖縄を訪問した時、火炎瓶が投げつけられる事件が発生したが、それでも陛下は今日まで9回も沖縄を訪問され、沖縄の人々の気持ちを理解するようにつとめてきた、と。 いわく、大田元沖縄県知事は、全国植樹祭で訪れた両陛下から「沖縄の人は私たちをどう思っているのか」という質問を受けた事を明かして、「式典出席は、胸を痛まれるのではないか。陛下が苦しい立場に置かれる事を懸念する。その事を安倍首相や自民党は考えるべきだ」と語ったと。 いわく高作正博関西大学教授(憲法学)は指摘する。「出席するかどうかは、天皇に判断する権利はない。政府側が判断し、要請することになる。国事行為以外の政治的影響がある公的行為をあえて、天皇にさせることは違憲の疑いもある」と。 きわめつけは、東京新聞が1947年9月に昭和天皇がマッカーサー連合国軍総司令部に伝えたいわゆる「天皇メッセージ」の存在に言及し、「米軍による沖縄統治の継続を求める」という昭和天皇の認識に触れたところだ。 いわゆる、沖縄県民が昭和天皇が我々を切り捨てたと反発する根拠となっているメッセージだ。 東京新聞がここまで書いたのである。 政治家は、官僚は、そしてなによりも他の大手メディアは、それでも「主権回復の日」式典について沈黙を守るのか。それを許すのか。 右翼も左翼も、日本国民は何も言わないのか。 なによりも安倍首相はその事を強行できるのか。 4月28日までの三週間あまりの日本の動きを、私は注目する(了)。 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

新しいコメントを追加