□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年8月9日第604号 ■ ============================================================== 「みどりの風」の4人の女性議員に期待する ============================================================== 野田・谷垣が負け比べのような駆け引きを繰り返した8月8日の午前、 私は「みどりの風」の4人の参院議員の勉強会に招待されて参院の議員 会館にいた。 民主党を離党した谷岡郁子、舟山康江、行田邦子議員に、前国民新党 の亀井亜紀子を加えた4人の女性議員である。 新会派を結成してはじめて開く勉強会であるという。 勉強会のはじめてのテーマに外交・安保問題を選んだという。 なぜ私が選ばれたかといえば彼女たちの何人かが私のブログやメルマガ の読者であり、考え方が近いからだという。 左翼でない立場から日米同盟からの自立を目指したいという。 そのような理由で私を真っ先に勉強会に呼んでくれるような国会議員は あまたいる国会議員の中でも彼女たちくらいだ。 彼女たちがはじめてだ。 8月8日の勉強会はかなり前から設定されていたのだが、たまたま 野田・谷垣会談の当日と重なってしまった。 てっきり勉強会は延期されるだろうと思っていたが、こんな政局など 自分たちには関係がないといって予定通り勉強会を行なった彼女たちの 判断も気に入った。 気分を良くして出かけていった私は4人の国会議員とその秘書たち 約10名を前にして持論を述べた。 外交・安保こそ政治主導で行なわなければならない最も重要な政策で ある。 これからの日本外交の最大のテーマは対米自主外交の実現であり、 その重要性を知るための格好の教科書として最近孫崎享著の「戦後史の 正体」が出版された。まずこれを読むべきだ、と。 そして、その「戦後史の正体」に欠けているものがある。それは対米 自立の前提となる日本が取るべき安保政策論であり、米国の外交・安保 を語る時に切り離せない中東問題である、と。 それらについては、拙著の「さらば日米同盟」に答えがある、と。 すなわち日本は米国のテロとの戦いから決別し、憲法9条を世界に掲げ、 専守防衛の自衛隊を取り戻すこと、アジアの集団安全保障体制を構築する こと、この三位一体の外交・安保政策を追求すべきであると思う、と 持論を展開した。 それをどう受け止めるかは彼女たちの判断だ。 しかし、私は彼女たちと話しながら考えた。 いまの絶望的な政局を打ち破るあらたな政治は、彼女たちの動きの中 から出てくる可能性があるのではないか、いや、そうならなければ ならない、と。 女性議員が政治を動かすところもいい。 そしてその事を口にして彼女たちをけしかけた。 今こそチャンスではないかと。 もう一人を探して新党を立ち上げるべきだ、私が期待するインターネット 政党の受け皿になってほしい、と。 その思いが伝わったかどうかはわからない。 しかし、その夜の政局の急展開を見ていたら、ますます既存政党の合従 連衡ではもはやこの国の政治はどうにもならないところまできてしまった という気がしてきた。 小沢新党がだめなら彼女たちの新党だ。 自分の思い通りになる可能性のある政党は彼女たちの政党だ。 そうでも思わない限り、いまの政治に対する関心はどんどん薄れて 行く。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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