□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年8月8日第602号 ■ ============================================================== 「オスプレイに関するシンポジウム」とは笑わせる ============================================================== きょう8月8日のニュースで私が一番注目したのはこれだ。 防衛省は8月29日に、「日米同盟とオスプレイの沖縄配備」を テーマにシンポジウムを開催するという。 10月初旬に予定されるオスプレイの本格運用に向け、反発の強まる 国内世論に対して、オスプレイへの理解を広げるのが狙いであるという。 消費税増税にしても、原発再稼動にしても、そして辺野古代替飛行場 建設にしても、政府・官僚のやろうとすることはいつも同じだ。 世論の反対に耳を傾けてその政策を変更するという事はおよそ考えない。 そのかわりに世論の「ご理解」を得て「丁寧に」政策を実現するという 事である。 その裏にはやらせと八百長の茶番がある。 消費税増税や原発再稼動についてはまだ議論をしてもよいだろう。 議論の余地はある。 しかしオスプレイに至っては誰がどう考えてもそれを強行配備する ことに合理性はない。 かつて秋葉忠利前広島市長が述べた名言の一つに、「核兵器は廃棄 されることにのみ、その存在理由がある」というのがある。 その言葉を借りれば、オスプレイは撤回されることにこそその存在理由 があるのだ。 それにしてもこんなシンポジウムを行なおうとする防衛官僚の浅知恵は どうだ。 それを許す野田民主党政権の政治力のなさはどうか。 何よりもこんなシンポジウムに協力する学者とそのシンポジウムに参加 する国民はどんな連中なのか。 シンポジウムは8月29日の午後6時半から9時、東京銀座の時事通信 ホールで行なわれるという。 申し込みは8月13日から防衛省のオームページで受け付けるという。 すべて税金で行なわれるのである。 いくら防衛省に打つ手が無いといっても、もっとほかにすべきことはある 筈だ。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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