□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年8月3日第589号 ■ ============================================================== 今頃になってやっとまとまった民主党の党綱領原案 ============================================================== 8月2日の各紙が報じていた。民主党がまとめた党綱領の原案が1日 明らかになった、と。 もはや民主党という政党がこの国の政治から消滅するのは時間の問題 であるというのに、今頃になって党綱領を作ろうとする意識のズレには 驚くばかりだ。 しかもこの綱領案は9月の民主党代表選での議論を経て来年1月の党 大会で正式決定する運びだという。 その時まで民主党が存続していると民主党の連中は本気でそう思って いるのだろうか。 そのような疑問もさることながら、私が驚いたのはその中身だ。 非営利組織(NPO)法人や市民が担う「新しい公共」の考えに基づ き「自立と共生の社会」を目指すという。 それが小沢一郎を追放した松下政経塾が牛耳る民主党の綱領だとでも 言うのだろうか。 それとも9月の代表選をへて出来上がる民主党は、松下政経塾の野田 支配から菅直人、辻元清美などが取り仕切る面妖な民主党にさらなる豹変 をするとでもいうのだろうか。 輿石東に代表される連合がそれを支える民主党になるとでもいうのか。 そして、民主党は誰が党首になっても決して主要な政策で合意できない 宿命にあるかのようだ。 エネルギー政策に関しては、「構造の転換に最優先で取り組む」とだけ 明記し、脱原発か原発維持かは不明のままだ。 何と言っても民主党の弱点はその外交・安保政策にある。 あらたな党綱領案では外交・安保については「友愛精神に基づいた国際 関係を確立」するというだけであるという。 驚いた。鳩山元首相が再び民主党党首になるとでもいうのだろうか。 それよりも何よりも、日米軍事同盟に突き進むのか、左翼的な護憲政党 になるのか、さっぱりわからない。 そんな民主党を今でも支え続ける支持者がいることが不思議である。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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