□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年8月3日第590号 ■ ============================================================== 「木の葉が沈み石が浮く」今の政局 ============================================================== 政局は野田内閣に対する衆院の不信任案、参院の問責決議案提出の動き へと局面が移ってきた。 共産、社民、みんなの党の野党3党がこれを確認し、小沢新党がこれに 同意するという。 私が注目したのは、その動きを報じる8月3日の毎日新聞の記事の中に 見つけた小沢一郎氏の次の言葉だ。 「(消費税増税法案に)賛成しておきながら不信任、問責を出すのは どういう理屈なのか」 これは三党合意をして野田内閣を支えておきながら、法案成立後に不信 任案、問責決議案を提出して早期解散・総選挙を狙う自公に対する痛烈な 批判である。 確かにまともな政治の理屈では考えられない今の政局を言い当てている。 しかし私がもっと不可解と思うのは消費税増税法案のお盆前参院採決 (8月8日)を求める自民党に対し、民主党が8月20日まで採決を遅らせ たいと応じていることだ。 自ら提出した重要法案を早期採決・成立させたいのは政権政党の常である はずだ。 それに協力したいと言っているのに遅らせたいという。 しかもその理由が、早く法案を成立させると解散・総選挙に追い込まれる からだという。 本末転倒も甚だしい。 解散・総選挙が怖くて法案を成立させられない、などという政権は見たこと がない。 野田民主党政権がいつまでも居直っている間に、この国の政治はまったく おかしくなってしまった。 「木の葉が沈んで石が浮く」政局である。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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