□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年8月1日第584号 ■ ============================================================== 大統領選のたびにイスラエル寄りの発言が繰り返される米国という国 ============================================================== 私は7月30日のメルマガ第579号で書いた。 米国大統領選で共和党候補としてオバマ大統領と戦うことになるロム ニー前マサチューセッツ州知事は、ついにイスラエルのイラン攻撃を支持 すると発言するようになった、と。 その後もロムニー候補のイスラエル擁護発言は激化の一途だ。 7月31日の読売新聞がワシントン発の記事で書いている。 おなじく朝日新聞がカイロ発の記事として書いている。 ロムニー氏は訪問中のイスラエルで演説し、イスラエルのイラン攻撃 の容認発言を繰り返すとともに、国際社会とは異なる立場で、しかも米 政府のこれまでの立場にも反する形で、エルサレムはイスラエルの首都で あり、米国大使館もそこに移すべきだなどと発言したと。 当然ながらパレスチナ側は激しく反発する。 「大統領選の中での発言だったとしても受け入れられないし、完全に拒否 する。米大統領選は決して、パレスチナの犠牲のもとにあるべきではない」 と強く反発しているという(7月31日朝日)。 大統領選のたびにイスラエル擁護の発言が候補者から公然と出てくる米国 とは一体どういう国なのか。 この事を、私の手元に毎週送られてくる「アル・ジスル-日本とパレスチ ナを結ぶ(略称JSR)」のメールマガジンがこう書いている。 以下引用 次期アメリカ大統領候補のミット・ロムニー氏の発言が注目されています。 「親イスラエル」を強調するものですが、「エルサレムはイスラエルの首都」 発言には、ホワイト・ハウスの広報官から「従来のアメリカ政府の政策とは 違う」とのコメントが出ました。ロムニー氏は、また、イスラエル紙Haaretz とのインタビューでは、イスラエルが「ユダヤ人国家」として存続する 「権利」を強調しました。アメリカのイスラエル・ロビーと、キリスト教 「原理主義者」が多い福音派(エヴァンジェリカル)の支持を集めることは、 選挙を勝ち抜くために不可欠だと考えるアメリカの政治家が少なくありま せん。編集者は「ああ、またやっているな」と思いながら見ているのですが、 こんなことがいつまで続くのでしょうか。 ポーランド系アメリカ人の支持目当てに、ポーランドとアメリカとの「特別 な関係」を強調したり、ドイツ系有権者の票が欲しくて、ドイツを過剰にほめ あげるアメリカの政治家、などというのは、あまり聞いたことがありません。 アメリカ=イスラエル間の不自然な関係が続く限り、パレスチナ/イスラ エル 紛争は終わらない、とあらためて思います。 引用終わり ちなみにこのJSRメルマガ「パレスチナ最新情報」はパレスチナ情勢を 知る上でもっとも参考になる我が国の情報源のひとつである。 無料で配信されるのでパレスチナ問題に関心のある読者はメルマガの 受信者になることをお勧めする。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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