□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年7月23日第559号 ■ ============================================================== 東京新聞がついに書いた連合批判 ============================================================== 遅きに失した感があるがついにきょう7月23日の東京新聞「こちら 特報部」が連合批判の特集記事を書いた。 「こちら特報部」は私が日頃最も共感を覚えるテーマを追い続ける 秀逸な特集記事の連載である。 私もときおりコメントを求められて協力してきた。 佐藤圭記者の署名入りで書かれたその記事は次のような見出しの言葉 で始まっている。 「野田政権への批判が高まる中、民主党最大の支援団体、連合の存在 意義が問われている。野田佳彦首相が消費税増税で自民、公明両党と連携 しようが、反消費税増税を掲げた小沢一郎元代表を切り捨てようが、連合 は政権を後押し。傘下の電力系労働組合への気兼ねか、関西電力大飯原発 の再稼動反対運動にもくみしない・・・」 誰もが思ってきた連合の裏切りだ。 しかし連合の裏切りはこれだけではない。 骨抜きにされた労働者派遣法改正案や障害者自立支援法改正案の是認、 社会保障改革の後退など、弱者のための政策をことごとく切り捨てる野田 政権を一貫して支持してきた。 オスプレイ強行配備に象徴される対米従属の野田首相の政策も黙認だ。 考えてみれば、松下政経塾とならんで連合こそが野田政権を支えてきた と言っても過言ではない。 しかしこのような連合の方針は決して個々の労働組合員の思いではない はずずだ。 むしろ労働組合員たちは矛盾を感じて悩んでいるに違いない。 そうなのである。 連合は労働者のための組織ではない。 古賀伸明、輿石東に代表される労働貴族と称せられる利権組織なのだ。 集票能力を武器に政治と政局を歪めるもう一つの権力なのである。 だからこそ輿石東はデモに参加した鳩山元首相にデモに参加するな と言うのである。 いかさま菅直人に民主党の脱原発政策を作成させるような厚顔を平気 で行なうのである。 しかし彼らが権力を謳歌できるのも後わずかだ。 民主党の消滅とともに寄生する政党はなくなる。 まさか自民党とは組めないだろう。 維新の会やみんなの党と組めないだろう。 たとえ組みたくても彼らが連合を受け入れるはずがない。 だからといって消滅寸前の社民党と組むめば万年野党に逆戻りだ。 権力の甘味におぼれた連合が社民党に戻るはずはない。 野田民主党政権が失脚すると一番困るのは連合である。 誰よりも野田政権を支え、必死になって解散・総選挙を引き延ばそうと している理由がここにある。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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