□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年4月16日第313号 ■ ========================================================= 日本は米国、イスラエルに支配されていると思わせる記事 ======================================================== きょう(4月16日)発売の週刊現代に日本は米国、イスラエル の支配下にあることの動かぬ証拠を教えてくれる記事を見つけた。 しかも偶然にも三つまでも。 一つは公安警察がマークしていた鳩山元首相のイラン訪問という 記事(62ページ)である。 すなわち鳩山元首相のイラン訪問をお膳立てした大野元裕参院議員 は元外務省専門調査員としてイラクやアラブ首長国連邦の日本大使館 に勤務していたアラビア語の専門家で、イスラエル情報機関モサド から注視されていたという。 だから日本の公安警察もマークしていたという。 これは私が体験した事とまったく同じだ。 少しでもイスラエルに敵対する行動をする者はモサドにとっては 監視下に置かなければならない要注意の危険人物なのだ。 そのモサドの要警戒人物はそのまま日本政府に伝えらて日本の公安 警察の追跡対象となるということだ。 官僚や国会議員でさえもだ。 私もテロに影響を受けた要注意人物などとメディアにかかれ公安 警察に尾行された。 二つは「霞ヶ関24時」(66ページ)に書かれている要旨次の 記事である。 ルース駐日大使が鳩山発言に不快感を示した事を知って外務省に 動揺がひろがっているという。また鳩山で日米関係が損なわれるのか と心配しているというのだ。 アフマディネジャド大統領との会談に駒野駐イラン大使を同席させて おきながらこの騒ぎはなんだ、なぜ中東2課長を同行させて監視しなか ったのか、などと、認識の甘さに対する自己批判が外務省幹部の中から 起こっているという。 日米関係の悪化ばかりを気にしてまともな外交の出来ない外務官僚の 情けない実態を見事にあらわしている。 そして極めつけは三つ目の記事だ。 鳩山元首相のイラン訪問をいたるところで批判している佐藤優外務省 元分析官が「佐藤優の情報リテラシー」のなかでもまた同様の批判を これでもかと繰り返している(149ページ)。 鳩山氏は日本と米欧を分断するイランの工作に載せられてしまったと。 モサドの言葉そのものだ。 日本は、政治家も官僚もメディアも、米国とイスラエルの支配下に 置かれているがごとくだ。 ここまで鳩山叩きをすれば日本国民がその気になっても無理もない。 日本は深刻な状況に置かれているということだ。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください。 ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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