□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年2月1日第85号 ■ ========================================================= 予算の使い方を国民が決めるようにすれば日本は再生する ======================================================== 財務省は1月30日に突然発表した。消費税を10%に引き上げ ても国債残高は増え続けると。 その同じ日に厚生労働省の下部機関である国立社会保障・人口問題 研究所が人口推計を公表した。50年後には超高齢者社会になると。 この二つの発表は偶然ではない。 消費税増税やむなしという思いを国民にの頭に叩き込む情報操作だ。 消費税増税の是非論を論じている場合ではない。財源がないのだ。 増税しないと高齢者の面倒は見られない。若者の負担は耐えられなく なる。それでいいのか。 そう国民に迫っているのである。 野田民主党政権の「税と社会保障の一体改革」に対する官僚側の 強力な援護射撃なのである。 いいだろう。 ならば発想を根本的に変えるのだ。 高齢者に人間らしく生きる権利を与える事と、F35やミサイル 防衛システムを購入する事とどちらが重要か。 若い世代の負担軽減と、政治家や官僚を税金で養っていく事と、 どちらが重要か。 年金制度を維持していく事と、天下りの巣窟である独立行政法人 を存続させる事とどちらが重要か。 答えはおのずと明らかであろう。 財源が無いのなら無いでいい。 財源が無ければあらゆる政策を根本的に見直せばいいのだ。 あの軍事大国である米国でさえ、強制的に国防予算を削減した。 安全保障政策に支障を来たしても予算が無ければ削減せざる。 「頭にピストルを打たれる様なものだ」(パネッタ国防長官)と 言いながらもこれを認めざるを得ないのだ。 なぜ日本にそれができない。 財源を浮かせるためにはムダを無くすという。 これ以上ムダを無くせないから増税だという。 そんな事を言っているから赤字が増え続けるのだ。 赤字が膨れるから、少子高齢化で社会保障費が膨らむから、 国債を増発し、それでダメだから増税だという。 それが当たり前のように言われる。 とんでもない考え方だ。とんでもない情報操作だ。 増税されても痛くも痒くもないと考える金持ちは間違いなくこの 日本に存在する。 政治のことは何もわからない。関心がない。そんなおめでたい 国民は間違いなくこの国にいる。 そういう連中がこの国を悪くしている。 しかし増税されるぐらいなら政府や官僚など要らない、と本気で 考える国民も多いはずだ。 国民にすべての政策についてその必要性の有無を決めさせたら どうか。 つまり予算編成を国民に作らせるのだ。 主要な政策の是非について国民投票させるとか、地方分権を徹底 させるとかやり方はいくらでもある。 要するにその気があるかないかだ。 政治家や官僚は自分の特権がなくなるからもちろん反対する。 だから政治家や官僚は要らないのである。 これ以上増税を断行すれば、政治家や官僚は要らないという声が 本物になってくるだろう。 いまその兆しが見え始めている。 そういう時代が来た時こそ日本が再生できる時である。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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