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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

日本政府と国民に対イラン制裁に協力せよと迫る佐藤優
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■  天木直人のメールマガジン2012年1月14日第34号 ■     =========================================================      日本政府と国民に対イラン制裁に協力せよと迫る佐藤優                                                                           ==========================================================  イラン原油削減をめぐる日本政府の混迷は、その後も続いている。  1月13日の夕6時から行われた内閣改造後の記者会見で、野田 首相は記者に聞かれて重要な事を口走った。  すなわち安住財務相がガイトナー米財務長官に削減を約した発言は 見通しを個人的に話した、政府としてはこれから実務的に米国と協議 していく、と語ったのだ。  これに注目して記事にした1月14日の朝日新聞はこの野田首相の 発言を「政府の統一見解ではないとの認識を示した」と書いている。  「実務的に米国と協議していく」とは官僚任せということだ。  官僚任せの協議では、最後は譲歩してすべて米国の言いなりになる。  その結末は安住大臣の言う通りとなるから結果的には大差はない。  しかし、このような重要な政策が官僚任せで決められていくところ に野田政権の最大の問題がある。  そんな事では内閣改造をいくら繰り返しても同じだ。  1月14日の産経新聞が書いていた。  野田改造内閣で早くもつばぜり合いが始まった、と。  すなわち帰国後の13日の記者会見で玄葉外相が安住発言を突き放して 次のように述べたという。  「米国にも制裁法を慎重に運用してもらう」、と。  これに対し安住大臣も負けてはいない。  「日本は米国と欧州諸国と歩調を合わせないといけない。核の問題は 安全保障の観点から、見過ごせない問題だ」と13日も怪気炎を上げた という。  まるで外務大臣のお株を奪うような発言だ。  そして産経新聞のその記事は書いている。これでエネルギー政策を 所管する枝野幸男経済産業大臣が外遊から帰国すれば三つ巴の争いに発展 しかねないと。  閣僚間の不統一は、そのまま関係省庁の主導権争いでもある。  そしていつものように野田首相は自ら決定を下そうとはしない。  説明が長くなったが、私がこのメルマガで書きたい事は、そのような 野田政権内のイラン制裁についての足並みの乱れではない。  佐藤優が1月8日の産経エクスプレス「佐藤優の地球を斬る」の中で 次のように述べていた。私はそれを見落とさなかった。  すなわち、新年早々の1月4日の記者会見で玄葉外相は明らかにした。  クリントン国務長官に制裁適用除外に対する日本側の要望を伝え、クリ ントン国務長官もこれに対して運用は慎重に行いたいと答えた事を明らか にした。  その玄葉外相の発言に佐藤優は次のように噛みついたのだ。  会見記録を見てがくぜんとした。イランの核開発に対する懸念表明を 玄葉外相はひと言もしていない。それどころか対イラン制裁について異議申 し立てを行ったことを披露している。さらにクリトン国務長官からは、米国 が対イラン制裁に慎重な態度を取ると日本に内報した。   この話が米国に伝われば、議会やマスメディアでクリントン国務長官が 激しく批判されるのは必至だ。筆者のもとには、日米外相会談で「クリントン 国務長官は、米国が国防権限法の運用に関して慎重な態度を取るという発言を したという事実はない」という情報が入っている。仮に玄葉外相の「記憶違い」 ということならば、日米同盟に亀裂が走りかねない。玄葉外相の親イラン政策 は国益に反する。このような人は外相職から一刻も早く去るべきだ、と。  モサドから与えられる情報を駆使して、日本政府や国民にイスラエルの望む 対イラン制裁に全面的に賛成しろと働きかけているのだ。  佐藤優はもはや遠慮のなくなったイラクエルの代理人である。                             了   討論会のお知らせ 【日 時】平成24年2月4日(土)14時~16時30分 第1部 基調講演会 14:00~14:30 天木直人講演            14:30~15:00 潮匡人講演 第2部 討論会  15:10~16:20 天木VS潮 【会 場】文京区民センター2F 2-A会議室 東京都文京区本郷 4-15-14       Tel: 03-3814-6731    交通:東京メトロ丸の内線・南北線「後楽園駅」都営三田線・     大江戸線徒歩1分 【参加費】 第1部・第2部の両部を事前申込の方に限り1500円      事前申込の女性・学生は両部の事前申込で1000円、高校生      以下無料)        第1部・第2部、各部それぞれ1000円      ★当日は混雑が予想される為 事前申込の無い方の入場は講演       5分前とさせて頂きます★ 【懇親会】 17時~19時     加費:事前申込4000円 (事前申込の女性・学生3500円)          日申込4500円 (当日申込の女性・学生4000円) 2月3日23時までにメールまたはFAXにてお申し込みください 【主催・申込先】 士気の集い TEL: 090-3450-1951 FAX:03-5682-0018 (せんだ)宛て  E-mail:morale_meeting@yahoo.co.jp ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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