□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年1月11日第29号 ■ ========================================================= 野田政権の対北朝鮮外交はあまりにもひどい ========================================================== 私はきのう(1月10日)のメルマガ第27号で、中井ひろし 議員の北朝鮮政府関係者との極秘会談について、その経緯と密談 内容については徹底的に検証されなければならないと書いた。 その極秘会談が周到に準備された対北朝鮮外交であるならば 歓迎する。 成功のメドが立つまで極秘裡に行なわれる事は許される。 説明できる時期が来るまで待てと言うのなら待つ。 しかしそうであるなら、なぜメディアに漏れるのか。 漏れた時点で野田総理は今後の方針を国民に説明する必要が ある。 中井ひろし氏は政府の拉致問題対策本部の職員を同行して いる訳だから私的な訪問ではない。少なくとも野田首相には その事についての説明責任がある。 誰がどのような立場でそれを了承し、どのような方針で極秘 会談に臨んだのか、少なくともそれを自らの記者会見で、あるい は外務大臣や拉致問題担当大臣の口から国民に説明させなければ ならない。 私には、今度の中井ひろし議員の極秘会談が、野田首相が お墨付きを与えた会談であるとはとても思えないのだ。 だからメディアはそれを追及して国民に知らせるべきだと言って いるのだ。 だから国会議員は国民に代わって国会でこの極秘会談の経緯と 内容を質し、国民にそれを伝えるべきだと言っているのだ。 そう思ってメルマガ第27号を書いた。 それから一夜明けて、きょう1月11日の日経新聞がとんでも ない記事を掲載した。 すなわち民主党の前原誠司政調会長が10日の記者会見で次の ように述べたというのだ。 「事実があったかどうかも確認できていない」 「政府がしっかり交渉し、パイプが生きている中で議員外交は 行なわれるべきだ」 これは中井ひろし議員の極秘会談に対するこの上ない痛烈な批判 である。 一体の野田政権はどうなっているのだろうか。 民主党の政策を決定する最高責任者である政調会長が知らない 政策などあるのだろうか。 野田首相が知らなかったとすれば、これは中井議員と官僚の 暴走だ。 野田首相が知っていたにも関わらず前原政調会長が知らなか ったのなら、もはや野田首相と前原政調長との関係は修復出来ない ほど悪化しているということだ。 どちらが真実であったとしても、今回の中井議員の極秘会談は ひどいということだ。 こんな外交を放置するようでは野田首相の外交は失格だ。 さぞかし対米外交や対中外交もひどいものだろう。 一事が万事である。 野田首相がこだわる消費税増税の背景も、このようにひどい ものに違いない。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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