□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年1月8日第21号 ■ ========================================================= 借金をして戦闘機購入や海外援助を続けてみろ ========================================================== いつもは同じ顔ぶれの八百長対談で終始するつまらない日曜日 早朝のTBS「時事放談」であるが、今朝(1月8日)のそれは めずらしく面白かった。 何があっても「消費税増税だ」、と繰り返す藤井裕久民主党税制 調査会長に対し、片山善博元総務大臣がことごとく反対論をぶって 藤井氏の顔面を蒼白にさせていた。 しかし私がここで言いたいのは、そのような「藤井対片山消費税 是非論炎上」ではない。 藤井氏が消費税増税を主張する根拠のまやかしについてである。 彼は言う。 消費税を上げなければ社会保障の財源はなくなる事は自明だ。国債 (借金)を発行して社会保障を手当てしないと国民は社会保障がもら えなくなる、それでいいのか、と恫喝する。 これこそが消費税増税論者が口をそろえて繰り返す消費税増税止む なし論だ。 とんでもない詭弁だ。 金(カネ)には色がついていない。 一般会計予算ではどの財源が何に使われるかはわからない。 重要なものから予算を使って行って、それがなくなれば国債(借金) に頼ることになる。これが子どもでもわかる順序だ。 欠陥戦闘機F35を借金で買う事を正当化できるか。 借金をしてまで海外援助をする馬鹿がいるか。 まともな仕事をしていない政治家や官僚の給与を、借金してまで 払い続ける必要性があるのか。 国民生活の命である年金や社会保障よりもそれらの支出が優先 されるとでも言うのか。 藤井氏や消費税増税論者が言っていることはそういう事なのである。 藤井氏の発言はそう言っているわけである。 税金で集めた予算をまず防衛費や海外援助や政治家・官僚の給与 支払い、足らなくなったから国債(借金)で社会保障費をまかなう と行っているのだ。 それはおかしいだろう。消費税増税の前にやることがあるだろう。 防衛予算やODAや政治家、公務員給与などを全面的凍結して みて、それでも足りなくて年金や、社会保障が払えなければ増税を 誰も反対しない。 国民生活から見れば二の次の予算を優先して足りないから借金か 増税かの選択を国民に迫るからおかしいというのだ。 予算が足らなければ国民から取ればいいという財務官僚の発想に 安易に乗って増税を迫るから国民は怒るのだ。 藤井も野田も財務官僚の手先だと言われるのである。 議論をすりかえてはいけない。ただ、それだけの話である。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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