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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

在日米軍を撤退させる事は簡単だ。裁判権免除を止めればいい              
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年1月7日第18号 ■     =========================================================     在日米軍を撤退させる事は簡単だ。裁判権免除を止めればいい                                                                             ==========================================================  ニューズウィーク日本語版の新年号(1月4・11日号)に 「米軍が去ってイラクはどこへ」という記事があった。  その記事が書いている事は、一言で言えば米軍はイラクで何を 成し遂げ、何に失敗したのか、その答えが見えてくるのはまだ何年も 先だろうという御用記事だ。  筆者は誰かと思ってみたらマックス・ブートと名乗る米外交評議会 上級研究員である。  何を言っているのか。イラク攻撃は失敗に決まっているだろう。  しかし、私がこのメルマガで言いたい事はイラク攻撃の総括では ない。  ブート氏は書いている。現時点ではイラク介入の成果は評価できない が米兵のイラク駐留が延長できていれば見通しはもっと明るかった、と。  つまりもうしばらく米兵のイラク駐留を続けていればイラクの将来 には大きな希望が持てる。日本などが民主化に成功したのは、米軍が 必要な期間駐留したからだ、オバマ大統領は幕引きを急いでしまった、 と言っている。  そして私が注目したのはその後にブートが書いている次の指摘だ。 これがこのメルマガの言いたい事である。  すなわちブート氏はオバマ大統領に同情気味に次のように書いている。  「・・・残留は不可能ではなかったはずだ。イラクで米軍の駐留に 強く異議を唱えている勢力はサドル派のみ。アメリカ世論も、米兵の 犠牲が抑えられるのなら、残留にさほど抵抗しないだろう。では、なぜ 駐留延長の交渉が実らなかったのか。イラク政府は、米兵が犯罪を起こし た場合、訴追を免除するという条件を飲まなかった。この条件を飲まない 国には、アメリカは軍隊を派遣しない。  08年に地位協定が締結された時にもイラク側は訴追免除に難色を 示したがこの時はブッシュがゴリ押しした。オバマは、ブッシュほど 強い決意を示せなかったようだ・・・」  動かしがたい米国関係者の証言だ。  これを要するに沖縄の悲願である在日米軍の撤退は、日米地位協定を 見直して、訴追免除を認めなければ実現できるということだ。  だからこそ外務官僚の言いなりになっている玄葉外相は日米地位協定の 見直しを頑なに拒み、運用見直しで済ませようとするのだ。  繰り返して言う。  在日米軍を撤退させることは簡単である。  治外法権である日米地位協定を改正し、米兵の裁判を日本ができるよう にすればいいだけの話である。                             了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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