□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2012年1月6日第15号 ■ ========================================================= 恥ずかしいのは、いまだにうそをついている人たち ========================================================== 「恥ずかしいのは、いまだにうそをついている人たち。事故は 終わってはいません」 これはきょう(1月6日)の東京新聞「こちら特報部」で紹介 されている福島県双葉町の井戸川克隆町長(65)の言葉である。 そして、その「こちら特報部」は井戸川町長の言葉の数々を書き 連ねている。 それらの言葉は原発事故の対応を誤った東電や国の責任を糾弾 するこの上ない思い言葉だ。誰も正面から反論できないに違いない。 そしてそれはとりも直さず国民を軽視するこの国の政治やそれに 加担する支配者側につく者たちに対する糾弾でもある。 地方の首長がこの井戸川町長のように立ち上がれば日本は変わる に違いない。 以下、その言葉の数々を紹介したい。 「(野田首相の『収束宣言』を)現場を知る者としてとんでも ないことと思う。私は認めるわけにはいかない。現場にやる気を 失わせてしまわないかと心配」 「(放射性物質の)除去もできず住む希望も持てない一番ひどい 地域とされる双葉と大熊が事故の最大の被害者。ここに(核廃棄物 の中間貯蔵)施設を造れということを、誰にも言われたくない。 『放射能をどこかに持っていけ』と、加害者に声を大にして言い たい」 「私たちに『日本は世界一の技術で絶対安全』と言い続けてきた 『原子力ムラ』の全員が加害者であると思っています。この人たち が罪を償うこともなく、中間貯蔵施設で新たな職場を造ろうとして います」 「正月をこのような方たち(加害者)は、家族円満に我が家の畳の 上で幸せに過ごすのでしょうね。私たち避難民はできないのです。 したくてもできないのです。わが家に帰れないのです。年賀状を 喜んで見られないのです。こんな私たちに、中間貯蔵施設をつくれ という人は誰ですか」 「私たちは昨年3月11日から被ばくを繰り返している。これほど の被ばく者を出し続けていて、世界から原子力輸出国として認証 されるのか疑問です。国家の恥だと思っています」 「地域の自然と同様、人間そのものを除染しなければ・・・ 被ばくについて安全と言った人たちに、賠償を求めなければなり ません」 そして極めつけはなんといっても冒頭の言葉だ。 もう一度繰り返す。 「恥ずかしいのは、未だにうそをついている人たち。事故は 終わっていません。」 菅、野田首相や枝野経済産業大臣、細野原発担当大臣らは原発 に何もかも奪われてしまった者のこの悲痛な叫び声をどういう 思いで聞くのだろうかと思う。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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