□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年12月20日第904号 ■ =========================================================== 金正日総書記の死去は歴史の歯車を動かす大チャンスである ========================================================== 金正日総書記の突然の死で日本国中が大騒ぎをしている。 何をうろたえているのか。 早晩ポスト金正日体制に移行することはとっくの昔に想定されて いたはずだ。 その場合のあらゆる対策を考えていたはずだ。 私が残念に思うのは、どの報道も、どの専門家も、悪いシナリオ ばかりを語り、日米韓の協力による警戒を怠るなというものばかりだ。 既存の発想から一歩も抜け出せない硬直した考えだ。 外交を官僚に丸投げの野田首相や玄葉外相には、気の利いた事は何も 語れない。 私はここに日本外交の救い難さを見る。 日本の政治家の質の低さを見る。 発想を根本的に転換しなければならない。 歴史を自分たちの手で作ってみせるという気概がなければならない。 いま日本は何をすべきか。 野田首相は小泉元首相に頭を下げて弔問外交を頼むのだ。 いまこそ小泉元首相は金正恩と会って、金正日との間でやり残した日朝 国交正常化の実現を達成するのだ。 それは取りも直さず拉致問題と北朝鮮の核の脅威の解決につながる。 アジアの平和と安定につながる。 日米軍事同盟の解消につながる。 こんな発想は、保身と責任逃れの官僚からは決して出てこない。 政治家が命をかけて決断する事だ。 北朝鮮を国際社会に復帰させることができるのは日本だ、という歴史観 が必要だ。 朝鮮戦争を経験した米国も韓国も中国もそれはできない。 いまこそ憲法9条を掲げた日本の出番である。 野田首相は小泉元首相に三顧の礼をもって弔問特使を頼むべきだ。 小泉元首相が本物の政治家なら、喜んでそれを引き受けるだろう。 日本外交にとって千載一遇のチャンスなのである。 この事を、メディアで堂々と主張する有識者が一人でもあらわれない ものだろうか。 了 おしらせ 1.来年2月に小沢塾で講師を頼まれました。どのようなメッセージを 小沢一郎に伝えたらいいか、読者の意見を歓迎します。 2.来年からの「天木直人のメールマガジン」をより充実させるために インタビュー形式による時事評論を動画配信を定期的に行うことを 検討中です。 インタビューの相手は誰がふさわしいか。読者の意見を歓迎します。 相手がそれを受けるかどうかはわかりませんが、とりあえずご希望 相手をお聞かせください。 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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