□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年12月14日第885号 ■ =========================================================== 牧太郎が選んだ今年一番の図々しい人 ========================================================== 牧太郎というジャーナリストがいる。 毎日新聞社会部、政治部の記者、サンデー毎日編集長などを経て、 今はコラムニストとして活躍している。 その牧太郎氏がサンデー毎日12月25日号の連載コラム「青い空 白い雲」で書いていた。 そのことが、当時の私の思いとあまりにも一致していたので、彼の 言葉を借りて述べてみる。 世に図々しい人はあまたいるが、牧太郎氏が敢えて選ぶ今年一番の図々 しい人は、文化功労章に選ばれた五百旗頭真(いおきべまこと)・防衛 大学校長であるという。 五百旗頭氏が文化功労者に選ばれた次の理由を読んで、牧太郎氏は猛烈 な違和感を覚えたという。 「日本政治外交史の研究で優れた業績を上げ、歴代首相の外交面での 相談役を務め、特に東日本大震災復興構想会議議長の職責が高く評価された」 牧太郎氏は言う。 確かに、彼は「諮問委員会」、「有識者会議・懇談会」などのメンバー、 座長に頻繁に名を連ねる常連だ。 それは多分、彼が時の政府に都合のいい意見を言う「御用学者」なの だろう、と。 しかし、それは、「文化の向上」とは無関係だと思う、と。 そして牧太郎氏は次のように言う。 「一番、腹が立つのは、『大震災復興』に尽力したというクダリである。 日本は復興したのか?彼の力で、何かが、実現したのか? 復興は民の力だ。彼が議長を務めたから成功したなんて、まったくの嘘だ。 (それどころか)復興構想会議は形だけだったと言う人もいる。 もちろん、知的な彼の事だから、辞退すると思ったが・・・彼こそ『図々 しい奴』大賞に間違いない」 私が8年前に外務省から辞職を迫られたとき、人事の責任者である後輩 からこう言われたものだ。 五百旗頭真神戸大学教授(当時)は竹内事務次官の同窓であるので竹内 次官に頼んで2年間だけは五百旗頭教授の下で国際協力研究科の教授職を お世話しましょうか、と。 その時私が、私の首を切った竹内次官に頭を下げてそれを受けていれば 今の私はなかった。 このメルマガは書けなかった。 了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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