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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

国会を延長しなかった本当の理由はセクハラ大使の疑惑隠しだった
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年12月12日第882号 ■     ===========================================================      国会を延長しなかった本当の理由はセクハラ大使の疑惑隠しだった                                                                   ==========================================================  きょう(12月12日)は新聞休刊日である。  私のように毎日各紙を読み比べている者にとっては、最近はやたら 新聞休刊日が多くなったような気がしてならないが、それはどうでも いい。  新聞休刊日を狙って書いたわけではないだろうが、きょう発売の週刊 ポスト12月23日号は、先週に続いてクロアチア大使のセクハラ疑惑 第二弾を打ち上げた。  これがまたもの凄い内容なのだ。  大使のセクハラ内容が凄いのではない。  それはすでに先週号で詳細に公表済みだ。  今週号で書かれている内容は、それをもみ消した官僚、政治家、大手 メディアのすさまじい談合ぶりだ。  それを読んだ時、私は確信した。  日米同盟といい、原発事故といい、小沢裁判といい、TPP騒ぎと いい、この国は間違いなく権力犯罪というものが厳然と存在している。  2003年8月に私が当時の竹内行夫外務事務次官からクビを言い 渡された時、彼は面と向かってこう言い放った。  これからは好きなことができるようになる。イラク戦争反対でも小泉 批判でも何でも好きなことを言えばいいじゃないか、と。  私を心底怒らせたのはこの一言であった。  私は「さらば外務省」(講談社)を書いて外務省に未来はないことを 世に知らしめようと覚悟した。  その私の出版が事前に漏れ伝わったとき、外務省幹部の一人が私に 電話口で話した言葉が今でも忘れられない。  外務省は松尾事件(機密費横領事件)で壊滅的な打撃を受け、なんと かそれを封じ込めようとしている。この上さらに騒ぎが起これば今度こそ 立ち直れないことになる。出版は止めてくれないか、  私は止めなかった。竹内次官の言葉通り、好きなことをさせてもらうと 伝えた。  その後の外務省の敵視、弾圧は凄まじいものがあった。  それが私を鍛えてくれた。  いま、外務省は、その時以上の試練を迎えている。  だからこそ、このセクハラ事件の隠ぺいに死に物狂いなのだ。  それを週刊ポストの今週号が教えてくれている。  そしてその隠ぺいは、政府、官僚組織、大手メディアというこの国の 権力側をあげての隠ぺいである。  今度こそこの国の矛盾が一気に噴き出し、それをきっかけにこの国の 権力構造が根本的に変わるかも知れない。  そう言えば田中眞子は外務委員長のはずだ。  彼女がまともな政治家であれば女性の被害に黙っていられないだろう。  鈴木宗雄も晴れて出所した。  外務官僚と財務官僚の言いなりである野田首相は完全に行き詰まって いる。  小沢一郎が消費税反対の狼煙をあげつつある。  人災である福島原発事故は国民を放射能汚染被ばくにさらしたままだ。  大震災の復旧、復興の遅れは被災者を放置したままだ。  年金は破たんし、医療・介護の不安は高まるばかりだ。  役者はそろっている。環境は整いつつある。  セクハラ疑惑の隠ぺいという権力犯罪が政治家、官僚、大手メディア の談合でこのまま隠ぺいされて終わるようではこの国の未来はない。  一冊の週刊誌のスクープ記事が日本を変えることになるかもしれない。  これは大袈裟ではない。  私の直感だ。  それは当たる。                             了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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