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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

除染と暴力団排除条例に共通するもの、それは国民への負担押しつけ      
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年10月26日第751号 ■     =============================================================  除染と暴力団排除条例に共通するもの、それは国民への負担押しつけ                                             =============================================================  除染活動がどんどんと広がっている。  その原因は次から次へと放射線汚染の実態が明らかになるからだ。  しかし放射線汚染の実態は民間人の自発的測量で明らかになって きたのだ。  本来は政府や自治体が率先して行なうべき放射線測量を国民が 自発的に行い、そしてその除染を国民に押しつける。  これが今の政府のやり方である。  そしてそれはそっくりそのまま暴力団排除条例の動きとつながる。  暴力団問題に関する評論においてはこの人の右に出る者はいない。 ノンフィクション作家でフリージャーナリストの溝口敦氏だ。  彼のいう事は間違いない。  その溝口氏が発売中のフラッシュ11月8・15日合併号で書いて いる。  「案外見過ごしがちだが、暴力団排除条例は暴力団をターゲットと したものではなく、住民をターゲットにした条例である・・・つまり これまでの『暴力団対警察』が今後は『暴力団対社会』になる・・・ 暴力団排除条例の施行以降は、住民の自己責任で暴力団に立ち向かわ なければならない・・・」、と。  放射能除染の場合と全く同じだ。  国がその責任を手抜きして国民に負担を押しつける。  しかもそのための予算と権限は手放すことなく、国民の危険と負担 で国の仕事をさせる方向に持って行く。  いまこの国ではそのような倒錯した行政が急速に進んでいる。  その不条理を指摘するメディアもまた皆無である。  国民はこの事に気づいて政治家や官僚の不作為の罪を追及し、 リストラを求め、そのような政府と結託している大手メディアを ボイコットしなくてはならないと思う。                               了                                               ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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