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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

これ以上「年金支給年齢の引き上げ」を許してはいけない
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年10月14日第721号 ■     =============================================================   これ以上「年金支給年齢の引き上げ」を許してはいけない                                                             =============================================================  想定していたとは言え、やはり腹立たしい。  年金支給年齢のなし崩し的引き上げの事だ。  年金支給年齢引き上げのどこが悪いのか。  それはもちろんルール破りだからだ。  支給すると言って年金保険料を強制的に取り続けておいて、途中から 約束した支給年齢をどんどんずらせていく。これは詐欺に等しい。  しかし、私がここで問題にするのはそのようなルール違反のことでは ない。  年齢引き上げにともなって提起される議論が、定年年齢もまた引き 上げられるべきだ、という意見ばかりであるということだ。  たしかに年金支給が遅れると、定年年齢もまた引き上げないと、その 間は無報酬となり不安募る。  しかし、定年後の雇用が確保されれば年金支給が遅れてもいいのか。  そうではないだろう。  何のために年金制度があるのか。  それは十分に労働した後の人生は、労働に縛られることなく人間らし い生活を行なう、それが出来る人生を国が保証するということではない のか。  それを正当な権利として国民が政府に要求できるという事ではない のか。  死ぬまで働きたいと思う人は別だ。  働かないと時間をもてあますとか、淋しいなどと感じる人は別だ。  しかし、元気なうちに仕事から解放され人間らしい生き方をしたい と思う人は多いだろう。  それがまともな人間の考え方である。  そしてそれを保障するのが成熟した民主主義政府の責任ではないのか。  経済的な理由で死ぬまで働き続けなければならないような状況に国民 を置くような政府は政府として失格である。  そういう意見や社説が皆無なのはどういうことか。  いつまでたっても正しい年金制度が作れない政府・官僚と、死ぬまで 働らかされる事に怒って立ち上がらない国民。  日本と言う国は精神の貧困な国なのかもしれない。                             了 ──────────────────────────────── 購読・配信・課金などのお問合せやトラブルは、 メルマガ配信会社フーミー info@foomii.com までご連絡ください ──────────────────────────────── 編集・発行:天木直人 ウェブサイト:http://www.amakiblog.com/ 登録/配信中止はこちら:https://foomii.com/mypage/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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