□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年7月19日第514号 ■ ============================================================== ホルドレン米大統領補佐官の訪日から目を離すな ============================================================== 7月18日の日経新聞だけが報じていた。ホルドレン米大統領補佐官が 7月21日―24日の日程で来日する方向で日米両政府が調整に入ったと。 ホルドレン補佐官は福島第一原子力発電所事故の対日協力を担当する 人物だという。その人物がなぜ今頃訪日し、福島第一原発事故現場を視察 するのか。 この問いかけに対する答えこそ、原発事故に対する菅政権の対米従属ぶり を究明する鍵がある。 今回の原発事故が起きて以来、菅政権の原発事故対応はすべて米国の顔色 をうかがって進められて来た如くだ。 ヘリコプターからの自衛隊による冷却放水は原発事故に真剣に取り組む 日本の姿勢をオバマ政権に示す米国向けのパフォーマンスだったことが 明らかにされた。 浜岡原発の突然の停止要請の裏には、浜岡原発事故を恐れて米軍が引き あげるぞという脅しがあったと報じられた。 放射能汚染水の海洋放出の背景には米国の指示があったと平田オリザ内閣 参与が証言した。 原発事故直後から米国人の専門家が首相官邸に常駐していると報道された。 そして今度のホルドレン米大統領補佐官の訪日である。 これほど重要な訪日について、日経新聞以外のどこもこれを報道しない。 日経新聞でさえも見落としそうな一段の小さな記事である。 いくらなんでもホルドレン補佐官が訪日した時は大手メディアも報じる だろう。 見ているがいい。菅首相は真っ先にホルドレン補佐官に会うだろう。 一体そこで何が話し合われるのか。ホルドレン補佐官の訪日の真の目的は 何なのか。 それが明らかにされることによって菅首相の対米従属ぶりが確認される。 米国にすがって延命を図る菅政権の正体が見えることになる。 どこまで大手メディアがその事を国民に知らせてくれるのか。 メディアもまた問われることになる。 ホルドレン補佐官の訪日から目が離せない。 了

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