□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年7月2日発行 第471号 ■ =============================================================== 何度でも書く。馬毛島を米軍基地にしてはならない =============================================================== 7月2日の朝日新聞のオピニオン欄「私の視点」に、北海道大学大学院 助教(保全生態学)の立澤史郎という人が馬毛島に滑走路を作らせては いけないと次のように書いていた。 馬毛島は「命の島」である。豊な生物多様性の島だ。オカヤドカリ、 ソテツ自生林、ウミガメ、さんご礁、マゲシカ、など島全体が天然記念物 に覆われた、陸と海の多様な生物が一体となった島である、と。 馬毛島は「歴史の島」でもある、と。有史以来人が住み、第二次大戦後は 小中学校も出来て、往時は500人以上の島民でにぎわった、と。島民らは 自然と文化を守り、大漁の日には教員や生徒も網作業に加勢するなど、そこ には私たちが失った地域社会の健全な姿があった、と。 その島が無人島になったのは、今滑走路を作っているタストンエアポート 社(旧馬毛島開発)が海洋レジャーランド構想を持ちかけたからで、平和的 な地域振興のためならと島への思いを断ち切った人も多かった、と。 立澤氏は渾身の力を込めて日本人に訴えている。 「いま行なわれている滑走路の工事は、島の自然と歴史を取り返しがつか ないほどに破壊する行為である・・・日本政府はこのような事実をすべて、 国民や米政府に広く説明すべきだ・・・いま何が進んでいるのか、見つめ直す ときだ。祖先の歴史を守り、その知恵と資源を子供たちに引き継ぐ最後の チャンスである。」、と。 ただの滑走路ではない。戦争を繰り返す米国の空母艦載機の離着陸訓練用 滑走路なのである。 無策な菅民主党政権の対米従属策の成れの果ての姿だ。 これを容認できる日本人が一人でもいるというのか。 馬毛島を米軍基地にしてたまるか。 了

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