□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年6月28日発行 第461号 ■ =============================================================== 沖縄に普天間移設の譲歩を求めた菅首相 =============================================================== 信じられないニュースが無機質、無感情のまま淡々と伝えられる。 これは一体何なんだ、と思わざるを得ない。 菅首相が官邸を訪れた仲井真知事に27日語ったという。 普天間基地を固定化せずはやく返還させるには今の日米合意以外 ではなかなか決まらない、と。 おどろくべき言い草だ。あきれた認識不足だ。度し難い対米従属だ。 もはや米国に見放され、9月訪米もなくなったというのに、菅首相は 誰にへつらっているのか。 いかさま国民新党の下地や亀井には今更腹も立たないが、沖縄県民の 味方を売り物にしている社民党や共産党は、どうして声を張り上げない のか。 日本の平和を語るとき、沖縄以上に重要な政治問題があるとでもいう のか。 おりしも6月28日の産経新聞「遠い響き 近い声」で千野境子特別 記者が書いていた。 日本政府は先ごろ、総面積が鹿児島県徳之島ほど、人口約1万5年人の クック諸島を193番目の国家として承認し、外交関係を開いた、と。 知らなかった。 厳密な国際法解釈では独立国家の要件を満たすことは困難で、それゆえ 国家承認を見送ってきたクック諸島をここへきて承認した理由は、中国が すでに1997年に承認しているからだという。台頭する中国に外交力で 負けてはいけないからだという。 沖縄は独立を目指すべきだ。 クック諸島よりもはるかに独立国としての要件を満たしている。 なによりも菅首相自らが沖縄はするしかないと言っているのだ。 急げ。菅首相が首相にとどまるのは長くても8月末までだ。 菅首相がいる間に沖縄は独立し、それを菅首相に飲ませる未来はない。 了

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