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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

沖縄について語らない菅首相は卑怯だ
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□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年6月21日発行 第441号 ■     ===============================================================   沖縄について語らない菅首相は卑怯だ  ===============================================================  いまや菅首相の退陣時期などどうでもいいと思っている。  菅直人という政治家が権力に固執したいならすればいい。  首相にとどまりたければ好きなだけとどまればいい。  しかし菅首相の言動があまりに卑怯だから腹がたつ。  首相がこだわる再生エネルギー法案について6月21日の東京新聞に、 それに賛成する国会議員の署名が超党派で219人にのぼり、その後も 増えつつあるとあった。  私が注目したのはその記事の中の山田正彦前農相の次の言葉だ。  「私は脱原発派ではないが、日本としても風力や太陽光など再生可能 エネルギーにシフトしなければならない」。  そうなのだ。再生可能エネルギーへのシフトはもはやコンセンサスと なりつつある。そうであればその前提である電力買取制度の導入は不可 避なのである。  つまり再生エネルギー法案の成立は菅首相の言うようにこれを達成す るために首相の首をかけるほどの大袈裟な話ではなく、その方向に向か っている。  菅首相が首をかける問題は原発停止であり消費税引き上げであり、 TPP推進である。  ところがこのような国論を二分する問題について彼は自らの立場を明言 しない。  それどころか民主党内の意見をまとめられない。まとめようとしない。  それよりもなによりも、私が腹立たしいのは沖縄住民が反対する普天間 基地移設やオスプレイ配備については自らの考えを一言も発しないことだ。  鳩山前首相が辞任した最大の問題であるというのにだ。  政治家としてあまりにも卑怯だ。  首相に居座りたければ好きなだけ居座ればいい。  解散したければすればいい。  その前に、政局の駆け引きではなく、自らの政策、信念を語って欲しい。                                 了

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