□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年6月21日発行 第440号 ■ =============================================================== 「那須野ケ原からもう一つの日本つくる」構想の最大の敵は 放射能汚染である =============================================================== 読者の一人から那須地域の放射能汚染は大丈夫か、という懸念が寄せられた。 周知のように放射線量の安全閾値は幅がありいまだ国が明確な指針を示せない でいる。 それにともなって自治体も対応がまちまちで、住民、国民の受け止め方に至っ ては個人的判断に委ねられる。幼少者や若い女性などはとりわけ慎重にならざる を得ない。 その意味でいけば那須野ケ原も紛れもない汚染地域であり、原発被災地なのだ。 だから私は毎日地方紙の放射線量の数値を見ている。もっとも数値だけを見て もどこまで深刻なのかは私にはわからない。 たとえば今日(6月21日)の下野新聞にはこのような記事があった。 ・・・那須塩原市と那須町の校庭などから毎時1マイクロシーベルト以上の 放射線量が測定された事を受け、民主党県連は20日、高木文科相に「児童生徒 の放射線被曝を回避するための緊急要望書」を提出し、対応を求めた。これに 対し高木文科相は「福島と同じ対応をするよう省内に指示する」と答えた・・・ ・・・県農政部は20日、牧草の放射性物質追加調査で、那須町、那須塩原市 の2地点で放射能セシウムが乳用・肉用牛の基準値(1キロ当たり300ベクレル) を上回ったと発表した・・・ このような報道が増えていくようだと「那須野ケ原からもう一つの日本をつくる」 構想自体が挫折する。夢がつぶれる。 放射能はすべてをぶち壊してしまう。 了

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