□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2011年6月21日発行 第439号 ■ =============================================================== 渡辺喜美はいまでは脱原発派であると思う =============================================================== 私が「那須野ケ原からもう一つの日本を立ち上げる」という構想を 渡辺喜美に持ちかけた事を明らかにしたとたん、一部の読者から激しい 反発が寄せられた。 彼は原発推進派だ、小泉流新自由主義者だ、そんな男と共生社会を 目指すのは自己矛盾だ、というものである。 私が渡辺喜美にこの話を持ちかけた理由は簡単だ。那須野ケ原で事を 起こそうとするときには、良くも悪くもオヤジの渡辺美智雄の圧倒的人気 を引き継いだ地元の有力議員である渡辺喜美に話をしないで進めることは 得策でないからだ。 ましてや水資源を握っているのは渡辺美智雄が作った農業用水組合で ある。 言葉は悪いが「仁義を切った」ということだ。 その時彼ははっきり言った。これからは原発に頼るわけには行かない、と。 私は彼がどの程度の原発推進派であったかは知らないが、今では脱原発派 の一人であると思う。 少なくともフクシマ原発事故の前までは国民の多くが、積極的にせよ消極的 にせよ、原発容認派だった。私も後者の一人だった。 その私がフクシマ原発事故以降、強力な脱原発者となった。そのような国民は 多いと思う。重要なことはこれから脱原発を目指すかどうかだ。 そう思っていたら6月21日の日経新聞に次のような記事を見つけた。 「みんなの党は全国にある原子力発電所を減らす方針に転換する・・・ バイオマス(生物資源)や太陽光などの自然エネルギーを活用することで中長期 的に原発を減らせると見ている・・・」 「那須野ケ原からもう一つの日本をつくる」という構想がこの方針転換に一役 買ったのではないかと勝手に思っている。 もちろんそれもこれもフクシマ原発事故が起きたからである。 了

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