□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】
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□■　天木直人のメールマガジン２０１１年３月１２日発行　第１７８号
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　今は東北・関東地震の対策に官民一体となって対応する時　
　　　　　　　　　　 　
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　今日のメルマガはこのメッセージをもって代えさせていただきます。

　地震が起きたとき私は那須塩原市内を運転中でしたがそれは異常な
光景でした。車が大きく揺れ、何事かと思ったらまわりの車も皆揺れ
ていました。

　臆病な私は車から飛び出しそうになりましたが、そんな事をしようと
思ったのは私一人で皆車に冷静にとどまっていました。

　真っ先に考えた事は家に帰ったら安普請の我が家がペシャンコに
なっていないかということでした。

　幸いにも安普請ゆえに揺れに強く、なんともなくて安堵しました。

　しかし停電は今朝５時まで続き、やっとメルマガを書ける状態になり
ました。

　習い性になって真っ先に近くのコンビニに新聞を買いに行きましたが
当然のことながら新聞が届いていないということでした。

　ミニストップは臨時閉店でしたがセブンイレブンは開店していて、
やはり会社の大きさの違いかと妙に関心したりしました。

　読者の何人かから大丈夫かというメールをいただきありがたいと思い
ました。

　私は日ごろ権力から憎まれるようなことばかり書いているせいか、
「憎まれ者世にはばかる」というたとえ通り、大丈夫したが、いまは
官民一体となってこの危機に善処しなければならない時だと思います。

　そういう次第で今日だけは政治的なメルマガを書く気にはなれません。

　敢て言えば、これを機会に菅首相が、「わが国の原発政策を見直す」と、
英断すればそれは大ニュースとなる、それぐらいの事をやらなければダメだ、
などと思うわけです。

　それからもう一つ。これはまだ公表できないのですが、ついに
「憲法９条新党」の賛同者が現れました。

　その人は私の応援もあって市会議員に当選するでしょう。

　そうすれば地方から平和のおたけびが上がる事になります。

　その人とそう決断して固い握手をしたあとの帰路で地震が起きたのです。

　それが吉兆か凶兆か分かりませんが私はもちろん大吉兆であると勝手に
思っています。

　最後に一番重要なメッセージをお伝えします。今日の昼に予定されていた
東京での討論会ですが、主催者と相談し延期することにしました。

　この企画はとてもタイムリーで私も楽しみにしていたのですが、今回は
とり止め、しかし近いうちにより充実した討論会ができるように準備する
事になりました。

　地震状況が一刻もはやく落ち着くことを願いながら今日のメルマガを
終わらせていただきます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　了