□■□■【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン2010年12月22日発行 号外 ■ =============================================================== 読者からの投稿を共有する =============================================================== 今日(12月22日)配信したメルマガ第270号「謝ることをしない 裁判官」について、早速読者の一人から以下の通りの投稿をいただいた。 傾聴に値する投稿であるので読者と共有したい。 厳密に言えばその通りであり、私もその実態は、外交官OBが天下って 最高裁判事を行なっている事を通じて知っている。 私のメルマガの文章は、正確を期すあまり表現が煩瑣になることを避けて、 あえて問題点を浮き彫りにするため舌足らずになる危険をおかしている。 この点をご了解いただきたい。 最高裁判事が上がりのポストで、実質的な仕事は下級司法官僚が行なって いる(取り仕切っている)ことこそ、大問題なのである。 一つは下級司法官僚が絶大な権限を持っているということ、 二つには日本一高給と社会的地位を享受している最高裁判事という公務員が それに見合う仕事をしていないこと、と言う意味で。 以下引用始め 「・・・今回の記事については、若干不正確だと思い、返信してみます。 たとえば、『司法官僚 裁判所の権力者たち』(新藤宗幸著・岩波新書)に もあるとおり、司法を牛耳っているのは「最高裁事務総局の司法官僚」と表現 すべきでしょう。最高裁判事もなるほどその一角を占めますが、どちらかと いえば、「お飾り的上がりポスト」のようなものでしょう。彼らの主たる仕事 である法廷(審理)も、調査官というやはり司法官僚予備軍(お利口な中堅 司法官)が下仕事をやっているようです・・・」 引用終わり 了
天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説
天木直人(元外交官・作家)