□■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■ 天木直人のメールマガジン 2009年12月26日発行 第511号 ■ ────────────────────────────── 加賀乙彦さんの言葉にわが意を得た ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 12月25日の東京新聞に、精神科医であり作家の加賀乙彦さんの言葉を見つけて、わが意を得た 思いがした。日本の有識者でここまで言い当てた人を私は知らない。 脱・「不幸な国」日本というコラムで、加賀さんはインタビューに答えて次のように語っている。 「・・・(オバマ大統領のノーベル平和賞受賞演説について)全く矛盾した言葉だった。『平和を 守るために正義の戦いをすべきだ』と言ったが、ブッシュ前大統領と同じ。これでは日本人は憂鬱に なり、希望を失う。逆に言えば、日本は付き従っていた米国から、いまこそ自立する絶好の機会だ・・・」 私もそう思う。オバマ大統領に対する根拠なき幻想はもう終わったのだ。 鳩山首相が「友愛」を掲げた真の平和主義者であれば、いまこそ堂々と米国に向かって言える。 「オバマ大統領、私は残念だ。平和を願う日本国民のために、米国からもらった憲法9条という宝物の ために、私は米国との軍事同盟関係を見直さざるを得なくなった」、と。 普天間基地の移設問題などのために日米同盟が危うくなる、などと脅かされる筋合いは まったくない。 日米同盟で危うくなるのは日本なのだ。 私が加賀乙彦氏の言葉に心から、「わが意を得たり」と思ったのは、その後に続く次の言葉だ。 「(現在、長編小説を執筆中で)昭和10年から始まり戦後の独立、高度成長を経て、阪神大震災前に バブルが崩壊したころの状況をちょうど書いている。資料を調べているうちに、日本の不幸の始まりは 1952年、日米安保条約の発効にあることを確信した・・・」 そして加賀氏は言うのだ。 「・・・日本は大きな曲がり角に来ている。このままでは破滅する。この不幸を脱するにはどうしたら いいか。政権交代が実現したからこそ、根本的に考えるべきだ・・・(幸福な国を目指すには)経済的にも 道義的にもきちんとした国になるべきだ。米国の力を借りずに、日本は自分の国でやれる時代に入ったと 思う・・・」 そしてその試金石は普天間問題であるという。普天間基地問題を端緒に、米軍基地をすべて撤退すべきだと。 防衛は自衛隊だけで結構だと、加賀氏は言うのだ。 これほど明確に私の思いを語った有識者を私は知らない。 はじめて真の同士にめぐり合ったという思いだ。 ______________________ 天木直人のメールマガジン 2009年12月26日発行 第511号 お知らせ 11月22日に行われた岡留元「噂の真相」編集長との対談DVDが 発売されました。以下のとおりご案内します。 『徹底討論 普天間基地と日米密約 民主党の思惑とは』 http://a.mag2.jp/i0wy (販売価格:1260円(税込)) ⇒YouTubeサンプル動画 http://a.mag2.jp/i0wF プロフィールページ http://a.mag2.jp/i0w9 ----------------------------------------------------------------------- ----------------------------------------------------------------------- 『徹底討論 政権交代で日本が変わる 民主党政権とメディア』 http://a.mag2.jp/i0wu (販売価格:1260円(税込)) ⇒YouTubeサンプル動画 http://a.mag2.jp/i0wW プロフィールページ http://a.mag2.jp/i0wf ----------------------------------------------------------------------- お知らせ ガザでの平和行進参加の中止 やむをえない事情によりガザ行きを断念しました。 これにともない、年末、年始のメルマガは休むことなく 書き続けます。

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