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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」第470号 普天間基地問題を決めるのは住民だ
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■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■  【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ □■    天木直人のメールマガジン 2009年11月28日発行 第470号 ■        ──────────────────────────────               普天間基地問題を最後に決めるのは住民だ      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━        鳩山首相の発言がどんどんと腰砕けになりつつあるような気がする。  普天間基地問題も、密約問題も、思いやり予算削減も、地位協定見直しも、 東アジア共同体構想も、何もかも、日米同盟重視のあまり妥協点を見つけよう という気持ちが、その発言に感じられるようになった。  いや、もっと正確に言えば、日米同盟至上主義の親米保守政治家や官僚や有識者やメディアが、 どんどんと外堀を埋めつつある。  よく言えば人のよい、悪く言えば確固とした定見のない、鳩山首相が、彼らに包囲されて 妥協せざるを得ないところへ追い込まれつつある、ということなのだろう。  それとも鳩山首相は忠臣蔵の大石内蔵助のごとく、昼行灯を装っているのか。  そんな中で、二つの記事に、かすかな希望を見る思いがした。  一つは、亀井静香国民新党代表が、福島社民党党首と会談して、普天間移設問題の年内決着に反対 することで一致、その後直ちに鳩山首相に電話し、「来年夏の参院選挙までは移設先を決めるべき ではない」と伝えたという動きだ。今日28日の各紙がいっせいに報じている。        もう一つの記事は、もっと興味深い。  11月27日の読売新聞に「普天間問題で岡田外相イライラ・・・」という見出しの記事があった。 その中に、こういうくだりを見つけた。  ・・・岡田外相は25日、国会内で小沢幹事長と会談。普天間基地の問題で話した模様だが、 「以後、機嫌が悪い」(外務省幹部)という。  関係者の間では「小沢氏から『(普天間基地問題は)現行案で決めて、社民党は大丈夫なのか』などと 懸念を示されたのではないか」との憶測が出ているという・・・  普天間基地の県内移設年内決着を繰り返す岡田首相へのあきらかな苦言だ。  亀井代表といい、小沢幹事長といい、彼らの対米外交は、必ずしも、私のように明快な 日米同盟反対からきているものではないだろう。  選挙や政局がらみの、あるいは米国何するものぞ、といった気概からくる発言に違いない。  しかし重要なことは、彼らが「県内移転の年内決着には反対だ」と、明らかにしたことだ。  小沢、亀井とう二人の政治家の声を鳩山首相は無視することはできない。  来年1月には沖縄市長選挙がある。その後は参院選、沖縄知事選と続く。  どのような選択をしようとも、最後に決めるのは沖縄県民であり、日本国民だ。  普天間問題は日米同盟関係の将来を大きく左右する。  日米同盟関係は日本の将来を決定づける。  最後に決めるのは、米国をおそれる政治家や官僚であってはならない。  住民であり国民だ。  米国は住民や国民の意思に反する外交はできない。それを踏みにじれば必ず失敗する。  それは歴史が証明している。      __________________________________________                    天木直人のメールマガジン 2009年11月28日発行 第470号      購読者へのお知らせ  私は本年12月26日から明年1月5日まで、エジプトのカイロ経由でパレスチナ自治区ガザ に入り、 元旦の「ガザ解放世界平和の行進」に参加する予定です。  つきましてはその間のメルマガ配信は休止し、無事ガザから帰国出来れば、新年の配信は 1月6日から 始めさせていただくことにしました。  12月と1月のメルマガ購読を検討されておられる読者におかれましては、上記の配信予定を ご了解願います。  尚、ガザ平和行進については、かつてメルマガで読者に呼び掛けて有志を募ろうとしましたが、 ガザへの 入国が保証されないこと、そしてガザへ入国した後の安全が保障されないことの二つの 理由から、私が皆を 誘って参加する事を断念し、個人で参加する事としました。  「ガザ平和の世界行進」に興味のある読者は以下のHPをご参照ください。           gazafreedommarch.org  講演のお知らせ  以下の通り講演を予定していますのでご案内します。 テーマ: 鳩山民主党政権の対米外交          「日米同盟」は変わるのか、          沖縄米軍基地はどうなるのか         「テロとの戦い」にどこまで協力していくのか 講 師: 天木直人 (元駐レバノン特命全権大使) 日 時: 12月13日(日) 午後1時30分~5時 会 場: 名古屋市・ 伏見ライフプラザ 12階 第1研修室      (地下鉄伏見駅 6番出口直進5分 中消防署ビル) 参加費: 800円 主 催: 国民保護法制を考える会 (事務局 西英子)

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