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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」第392号 民主党には正しい国会改革をしてもらいたい
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■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■   天木直人のメールマガジン 2009年10月9発行 第392号 □■  ──────────────────────────────── ■     民主党には正しい国会改革をしてもらいたい      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  小沢民主党幹事長が脱官僚依存のために国会法を改正すると言い出し、ここにきてこの問題が メディアで取り上げられるようになった。  しかし脱官僚の最善の方法は政治家が官僚に依存しないで済むように実力をつける事である。  国会で官僚に答弁させないとか、答弁を官僚に書かせないなどということは瑣末な事だ。  しかもそれは法律を改正しなくてもその気になればとっくの昔にできていたことだ。  能力のなかった自民党の政治家と違って民主党政治家ならそれを実行すればいいだけの話だ。  そもそも官僚たちは喜んで国会答弁をしているのではない。  ましてや民主党政権になれば政策は政治家がつくるのだ。  どうして官僚が国会答弁できるというのか。  野党議員からあらかじめ質問内容を聴取して、その答えを作成する。これが自民党政権時代の官僚の 大きな仕事の一つだった。  私も駆け出しの頃はずいぶんとその仕事をさせられた。質問をくれない野党議員がいて、徹夜で答弁作りを させられたこともたびたびあった。  こんな馬鹿げた事がまかり通っている国会なんてふざけるな、と官僚ならば皆そう思っているに違いない。  だから民主党が答弁はすべて政治家に限る、質問も政務官がとってくる、という改革をすれば官僚は大喜びだ。  そんなことよりも、国会審議を実のあるものにするため、これまでの慣例を変えなければならない事は 他にある。  それは質問はもっぱら野党に限るのだ。野党に十分な質問時間を与え、厳しい質問をさせ、それを受けて立って、 総理、閣僚、政務三役が堂々と自分の声で答える、そういう国会審議を実現することだ。  これに関連して10月7日の日刊ゲンダイが、BS11という番組にゲスト出演した山岡賢次民主党国対委員長の 次の言葉を掲載していた。  「国会は国民の代表である政治家同士が議論する場。ここでも脱官僚支配を図らなければならない。答弁は すべて大臣、副大臣、政務官が行い、役人が作った答弁を読んだり、政府参考人として役人に答弁させる事もしない・・・」  ここまでは、新聞などでさかんに報じられる民主党の国会改革案と同じである。  私が注目したのはそれに続く次の発言である。  「・・・審議が足りないというなら、本来は議席比率で決める質問時間も、野党には3分の1ではなく 半分差し上げてもかまわない・・・」  これは私がかつてメルマガで書いた、与党議員の質問ばかりで時間を取られると八百長質問や質問議員の 自己宣伝質問ばかりになるから、質問は野党議員に限ったらどうか、という提案と軌を一にする。  半分と言わずにいっそ全部野党に質問の時間を与えたらどうだ。  私の声が届いたのかと思って喜んで読んだとたんに、同じ10月7日の読売新聞に次のような記事を 見つけてわが目を疑った。  「脱官僚」へ国会改革─という見出しで書かれたその記事によると、山岡賢次国対委員長が10月6日の 民主党の会合で次のように述べたというのだ。  ・・・与党の質問時間を大幅に増やそうと思っている。徹底的な審議をして最善のものをつくりだしたい・・・  野党の質問時間を増やすのか、与党の質問時間を増やすのか、どっちが本当なのだ。はっきりさせてくれ。  いずれにしても、一日も早く国会を召集し、国民の前で脱官僚の答弁を見せてもらいたい。  政権をとった民主党政治家と、野党第一党になった自民党政治家の、官僚に依存しない国会審議こそ、 下手な政治娯楽番組よりも、国民にとって面白く、有意義な政治番組となること間違いない。                               ────     天木直人のメールマガジン 2009年10月9日発行 第392号             「天木直人メルマガ懇親会」を以下のとおり行いますのでふるってご参加ください。                  記       10月10日(土)  静岡(静岡県)懇親会     場所 静岡市民文化会館(第一会議室)     「静岡市民文化会館」     駐車場あり 約260台収容     住所:静岡市葵区駿府町2-90     電話:054(251)3751     静岡駅北口 20番バス停留所から     すべて静岡市民文化会館へ行きます     時間 13:00-16:30

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