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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」第386号 最高裁事務総局のメスを入れることもまた鳩山民主党政権の大きな課題だ
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■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■   天木直人のメールマガジン 2009年10月4日発行 第386号 □■  ──────────────────────────────── ■     最高裁事務総局にメスを入れることもまた鳩山民主党政権の大きな課題だ        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━    発売中の週刊プレーボーイ10月12号に、「日本の司法をダメにする最高裁事務総局の正体」という 連載記事を見つけた。  これは衝撃的な告発記事だ。  さぞかし最高裁判所の司法官僚たちは今頃腰を抜かしてこの記事を回し読みしていることだろう。  全国に約3500人存在する裁判官たちの多くは、よくぞ書いてくれたと心のなかで喝采を送って この記事を読んでいるに違いない。  週刊プレーボーイという週刊誌はその名が示すように若者の娯楽雑誌だ。しかしその中には、時折、極めて良質で 重いテーマを扱う記事がある。この記事もその一つである。  日本という国がここまで悪くなったのは、「もの言えば唇寒し」という風潮がいつのまにかどんどんと蔓延して しまった事にあると思う。  保身や出世のために、おかしいことや不正な事を、皆があえて口に出さなくなったためであると思う。  それはもちろんどこの社会でも大なり小なり共通する事である。  しかし、国の政策に携わる官僚組織がそうなってしまったら国民は浮かばれない。  残念ながらまさしくそれが最近の日本で行われ続けてきた。  権力者たちが自らの保身や権力維持のために不正や不作為の罪を重ね、それを国民から隠し、嘘を重ねて来た。  その積み重ねによって、国が衰退し、国民生活が犠牲にされてきたのではないのか。  それに気づいた国民が、政権交代によって世の中を変えるしかないと考えたのが今度の総選挙だったのではなかったか。  だからこそ鳩山民主党政権はそれを変えようと必死になっている。どこまで変えられるか国民は期待と不安で注視 している。  官僚組織はどこの省庁も等しく反国民的なってしまった。しかしその中でも裁判所は正義を実現する最後のよりどころ であるがゆえに、その司法官僚組織が反国民的であればこの世はおしまいだ。  現実はどうなっているのか。  本来は「正義」と「法の支配」を唯一の判断基準として判決を下すべき裁判官が、保身や出世のために判決を 捻じ曲げざるを得ないのが現実だ。  裁判官の良心を捻じ曲げるような仕組みが、この国の官僚司法組織のトップによって作られているのだ。  それを告発したのが週刊プレーボーイの記事である。  裁判官は権力に不利な判決を書くと地方転勤させられる。ある時点で昇給がストップさせられる。  このような人事政策は、同僚との出世競争に敗れるという屈辱を裁判官に与えるだけでなく、報酬という生活の糧を 裁判官から奪う事になる。  民間会社のように、営業成績が悪ければ人事で差がつけられるのは止むをえないかも知れない。  しかし弱者である国民を国の横暴から守ったり、憲法遵守義務のある国家権力の違憲性を咎めたりしたとたん、 その裁判官の将来が奪われるというような事がまかり通っているのであれば、この世は闇だ。  おかしいじゃないか!憲法を守ろうとして国の政策の違憲性を判決しようとする裁判官が、左遷を覚悟で、あるいは 辞表を懐に入れて判決を下さざるを得ないなんて。  最高裁の意向ばかりを見る、いわゆる「ヒラメ裁判官」が日本の裁判所を覆ってしまう事になるなんて。  日本の司法システムを歪めている元凶が、事もあろうに最高裁判所であり、それを運営する 最高裁事務総局という名の司法官僚たちである。そうこの週刊プレーボーイの記事は告発している。  最高裁事務局長は、司法の独立という美名のもとに、誰も手をつけることがえできなかった。手をつけようとする 者がいなかった。  政権交代が起きた今こそ鳩山民主党政権は、官僚支配の打破の一環として本物の司法制度改革に政治力を 発揮する時だ。  週刊プレーボーイは次週号でもさらにこの問題を追及するという。  国民必読の記事である。鳩山民主党の政治家たちにはぜひ読んでもらいたい記事である。                           ────     天木直人のメールマガジン 2009年10月4日発行 第386号              10月03日(土)の「天木直人メルマガ 豊橋懇親会」は盛況の下に終える事ができました。     この場を借りて参加者の皆さまにはお礼申し上げます。     今年最後の「天木直人メルマガ懇親会」を以下のとおり行いますのでふるってご参加ください。       10月10日(土)  静岡(静岡県)懇親会     場所 静岡市民文化会館(第一会議室)     「静岡市民文化会館」     駐車場あり 約260台収容     住所:静岡市葵区駿府町2-90     電話:054(251)3751     静岡駅北口 20番バス停留所から     すべて静岡市民文化会館へ行きます     時間 13:00-16:30

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