■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■ 天木直人のメールマガジン 2009年9月27日発行 第374号 □■ ──────────────────────────────── ■ 非核三原則、普天間移設に関して米国で発した鳩山発言の重大さ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 報道を注意して見ていたが、今のところどのメディアも問題意識をもって大きく取り上げていないので、 敢えて書くことにした。 実は鳩山首相は米国でとても重大で深刻な発言をしているのだ。 一つは非核三原則を守るという国連演説での発言だ。 私はこのニュースを聞いた瞬間に、これはすごい発言をしたな、と驚いた。 かつてなら非核三原則発言は驚きではないかもしれない。しかし今は違う。 周知のように核持ち込みに関する日米密約の調査が岡田外相の命令で始められ、その結論が11月中に出る。 そこで密約の有無について白黒がはっきりする。 その場合、巷間言われている事は、過去は過去として、米国の核に守られている以上核持ち込みは認めざるを得ない のではないか、という事である。 つまり非核3原則をあらためて、少なくとも核の通過や寄港を認める2・5原則に変更すべきではないか、 という議論である。 このオプションがなくなったということだ。鳩山首相は国連演説という形で世界に非核3原則を公約したからだ。 それ以上に興味深いのは、非核3原則を国是であるとする以上、それを破って密約で核持ち込みを認めていた事に ついてどう総括するかという問題が出てくる。 誰に責任を取らせるかという厄介な問題は棚上げにするにしても、歴代政府が嘘を重ねてきた事になる。その責任を どうするのか。 もう一つは普天間基地の県外移転をめぐる鳩山発言である。 この発言については国連演説のような明確な公式発言は、新聞報道では確認されていない。 しかしたとえば9月26日の日経新聞は次のように書いている。 ・・・「基本的な私たちの考え方を変えるつもりはありません」。鳩山由紀夫首相は24日の同行記者団との懇談で、 普天間基地の移設計画について、県外移設を前提に見直す考えを改めて強調した・・・ これは鳩山首相の最新の発言である。この発言があらためて重大な決意をした事になる。 核密約は、すでに米国では公表されているわけだからもはや日本国内の政治問題に過ぎない。 しかし普天間基地移設問題は米国との合意なくしては出来ない。 県外移転と言っても、国内移転というたらいまわしは政治的にはありえない。 だから移転するとすれば国外移転しかないが、これを認めるということは米軍基地の撤廃につながり、米国は決して 認めないだろう。 その困難を見越してか、北澤防衛相は26日、県外移設は困難だと早々と落とし所を口に出している。 私が北澤防衛相をミスキャストと決めつけるゆえんである。 もし、鳩山首相が帰国後に発言を撤回し、県内移転に傾くようであれば、私の鳩山首相に対する信頼は地に落ちる事に なる。 私は鳩山首相の米国における発言を信じたい。鳩山首相は覚悟を決めてオバマ大統領の米国と向かい合ってほしい。 ──── 天木直人のメールマガジン 2009年9月27日発行 374 は 以下のとおり「天木直人メルマガ懇親会」を行います。 記 10月03日(土) 豊橋(愛知県)懇親会 場所 豊橋市民文化会館 第三会議室 〒440-0862豊橋市向山大池20-1 TEL:0532(61)5111 FAX:0532(64)1356 豊鉄バス(豊橋駅前4番乗り場) 岩田団地線・西口線・飯村岩崎線・金田住宅線台町 バス停下車徒歩3分 駐車場158台 時間 13:30-16:00 10月10日(土) 静岡(静岡県)懇親会 場所 静岡市民文化会館(第一会議室) 「静岡市民文化会館」 駐車場 約260台収容 住所:静岡市葵区駿府町2-90 電話:054(251)3751 静岡駅北口 20番バス停留所から 時間 13:00-16:30

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