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天木直人のメールマガジン ― 反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説

天木直人(元外交官・作家)

天木直人

「天木直人メルマガ」第340号 健全な日米関係は本音を正直に語るところから始まる
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■□■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □■□■ 【反骨の元外交官が世界と日本の真実をリアルタイム解説】 ■□■   天木直人のメールマガジン 2009年9月6日発行 第340号 □■  ──────────────────────────────── ■     健全な日米関係は本音を正直に語るところから始まる      ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━  鳩山民主党政権の対米外交について、米国側から様々な牽制発言が報じられている。  そのなかでも極めつけは、9月2日にメア国務省日本部長がワシントンで開かれた公開討論会で述べた とされる次の言葉であろう。  「(在日米軍再編の合意は)国家間の合意であり、自民党と合意したわけではない」(ワシントン共同)。  これは、普天間飛行場の県外移転をはじめ、民主党がマニフェストに掲げる対米外交の見直しについて、 それを否定し、その交渉には一切応じないという米側のシグナルである。  しかし、新政権を前にしてこれほど無礼な発言はない。  確かに米国は自民党と合意したわけではない。自民党政権と合意したのだ。  しかし、特定の政権と合意したものが、政府が変わっても後の政権を拘束するなどという事は、 国際政治のルールや現実を無視した。発言だ。  この発言に対して、どこからも抗議の声が聞こえてこないところに日米の二国間関係の不健全さがある。  そう思っていたら、それどころかこの発言をが認めるような論説を9月6日の産経新聞に見つけた。  産経新聞一面に毎日掲げられている看板論説である「産経抄」は次のように書いている。  ・・・民主党が主張する在日米軍再編の見直しも米国に言わせれば、日米政府間の約束に違反する。 新政権が強行しようとすれば「不義理」とみなされるに違いない・・・  不義理だという。これを書いた記者は、本気でそう思っているのだろうか。  そう思っていたら、同じ日の産経新聞で田村秀男編集委員が「経済を告げる」という経済評論の中で、 鳩山論文が「アジア共通通貨」の創設を提唱したことについて、こう歓迎している。  ・・・「アメリカを敵に回すつもりか」との知人などからの問い合わせに、筆者(田村)は「あれくらい はっきり言ってみるのは別に悪くないじゃないの」と答えている・・・論旨は荒っぽいが、「対米自立」 思考が明らかに読み取れる・・・米国はドルが暴落すれば、沖縄など全世界での駐留軍や軍事行動を展開できなく なるし、自由に石油も買えなくなる・・・ドルに限界が生じたのであれば、強くて安定した円が国際通貨として 役割分担するのは当然である・・・  鳩山論文をはるかに上回る刺激的な主張である。しかしこれは日本の識者のだれもが心で思っている ことである。本音なのだ。  今の日米関係は、皆が本音を隠しながら、もっと言えば自らを偽って、米国の反発を恐れるがあまり、 「日米同盟堅持は日本の生命線だ」と言い続けているのである。  かつて日米貿易摩擦で米国からの理不尽な圧力に悩まされていた当時、日米関係の責任者である外務省の 北米局長が、こんな米国がまともな国であると考えている者は誰もいない、と部内の会議ではき捨てて、 皆を驚かせた事があった。だったらなぜ反論しないのか、抵抗しないのか、その局長を前に若輩の私は 心でつぶやいていた事を思い出す。  不当な米国の要求を知っていながら保身のために嘘をつく。このような歪んだ心情で正しい日米外交など できるはずはない。  自民党政権と外務官僚は、政権維持のために、あるいは保身・出世のために、本心を偽って対米外交を 重ねてきたのだ。その行きつく先が今の日本の窮状である。  そこから脱却しようとしているのが鳩山新政権の対米外交なのだ。  国民もメディアもそれを支えていかなければならない。              ─────────    天木直人のメールマガジン 2009年9月6日発行 340号   天木直人メルマガ懇親会のお知らせ  山形県鶴岡市での懇親会は10余名の参加を得て盛況のうちに予定通り終了しました。民主党政権に期待する 他はない。間違いなく自民党政権の頃にくらべて日本はよくなる。国民が民主党政権を励まし、監視していく 事によって、政権交代の成果を確実なものにしていくべきだ。そのためにも引き続きメルマガで問題提起を 発信し続けてもらいたい。 などと参加者の一致があり散会しました。  参加者の皆さまにはあらためてお礼します。  引き続き以下のとおり懇親会を続けます。ふるって参加ください。これは読者の皆様がつくる懇親会です。  参加費は無料(ただし会場借料を参加者の人数に応じて分担)  当日は一切の受付を行いません。無断欠席、途中参加、退席自由です。                    記 9月13日(日)   徳島(徳島県)懇親会            場所 徳島氏ふれあい健康館第2会議室                 徳島市沖浜東2-16                 電話 088-657-0190                 徳島駅前市営バス3番乗り場                 「ふれあい健康館行き」終点下車            時間 13:00-17:00 9月20日(日)   名古屋(愛知県)懇親会             場所 愛知県勤労会館鶴舞プラザ             名古屋市鶴舞(JR中央線、地下鉄鶴舞線鶴舞駅 下車徒歩7分)鶴舞駅下車徒歩6-7分)             時間 13:00-17:00 10月03日(土)  豊橋(愛知県)懇親会             場所 豊橋市民文化会館 第三会議室             〒440-0862豊橋市向山大池20-1              TEL:0532(61)5111              FAX:0532(64)1356             豊鉄バス(豊橋駅前4番乗り場)             岩田団地線・西口線・飯村岩崎線・金田住宅線台町             バス停下車徒歩3分             駐車場158台             時間 13:30-16:00 10月10日(土)  静岡(静岡県)懇親会             場所 静岡市民文化会館(第一会議室)                「静岡市民文化会館」               駐車場あり 約260台収容               住所:静岡市葵区駿府町2-90               電話:054(251)3751             静岡駅北口 20番バス停留所から             すべて静岡市民文化会館へ行きます             時間 13:00-16:30     動画販売のお知らせ     副島隆彦氏との対談録画が販売開始されましたので以下の通りご案内します。      ◎徹底討論「2009年夏の総選挙」我が国ニッポンの変わり方       http://www.mag2market.com/file/2415      ◎徹底討論「アメリカ覇権崩壊後」の新しい世界       http://www.mag2market.com/file/2416      ◎プロフィールページ      http://www.mag2market.com/profile/914/      ◎無料サンプル      http://www.dailymotion.com/Mag2debate

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